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心 どまり

端午の節句(三猿の教え) 

2013年05月02日 ナビトモブログ記事
テーマ:歳時記

 明々後日は『端午の節句』ですね!
子供の頃は、家々の庭に『鯉のぼり』が沢山泳いでいましたが、最近はお家事情もあり時々見かけるだけになりました。
我が家でも、孫のお祝いには内飾りがいいと言う事で『武者人形(鎧飾り)』にしました。
因みに、息子は『兜飾り』でしたので、今でも年中床の間に飾ってあります。

お節句と言うと、現在では『桃の節句(雛祭り)』と『端午の節句』だけに思われがちですが、『節句』とは日本の暦の一つで伝統的な年中行事の節目となる日であり、日本の文化・風習であります。
元々は中国から伝わったものですが、日本に伝わった後少しずつ変化し、明治になって廃止されましたが、江戸時代に公的な行事・祝日として定められました。

五節句 
 1月7日 人日(じんじつ)の節句 〔七草の節句〕
 3月3日 上巳(じょうみ)の節句 〔桃・雛の節句〕
 5月5日 端午の節句      〔菖蒲の節句〕
 7月7日 七夕の節句
 9月9日 重陽(ちょうよう)の節句〔菊の節句〕

【端午の節句の意味・由来】
端午の節句とは、元々は五月の最初の『午の日』を指し『端』は物事の端(はし・先端・始まり)を意味します。
『端午』とは、「初めの午」と言う事です。

現代では『端午の節句』には、粽や柏餅を食べ鯉幟(のぼり)や武者人形などを飾ります。
鯉幟は、江戸時代に始まった習慣で、古来中国より「立身出世の象徴」として考えられて来た鯉の滝登りに因み、男の子の「立身出世」を願い庭先に飾られるようになりました。

鎧や兜を飾ると言う習慣は、武家を中心に広まりましたが、男の子に強く逞しく育って欲しいと言う願いと、厄災から守って欲しいと言う願いから、鎧や兜などの武具を一緒に飾るようになったようです。

端午の節句の伝統的なしきたりに、菖蒲湯や菖蒲飾りが有りますが、菖蒲の強い香りが邪気を払うと言う節が有る為です。

また子供の成長を願ったものに、『三猿の教え』が有ります。
世界各地に「Three wise monkeys.」として存在していますが、日本では「日光東照宮の三猿」が有名です。
「神厩舎(しんきゅうしゃ)」には、8面に合計16匹の猿が彫られ、人間の一生が風刺されています。
その中で、二番目の『三猿の教え』は、物心のつく幼少期には、悪い事を見たり、言ったり、聞いたりしないで、良い物だけを受け入れ素直な心のままに成長して欲しいと言う親の願いが込められています。
その様な願いを込めて、画像を作成しました。

(掲載フォト・1枚目は5年前 孫(5才)のお節句です。)



  



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こいのぼり〜〜♪

良香さん

みのりさん 今晩は!

本当に最近は、鯉のぼりを見かけるのも少なくなりましたね!
そう言いながら、我が家も内飾りです。

コメントありがとうございました。

2013/05/03 21:59:27

シドニーの三猿!

良香さん

かくれみのさん 今晩は!

シドニーにも、お店の看板に成っている三猿があるのですね!
詳しく調べてから、『世界の三猿』ブログに書いてみようと思っています。

コメントありがとうございます。

2013/05/03 21:51:03

こいのぼり~~♪

みのりさん

良香さん

端午の節句

こいのぼり最近は少なくなりましたね!
風に泳ぐ”こいのぼり”はいいですよね~~♪

2013/05/03 12:09:02

三猿

さん

端午の節句と三猿のつながり、そんな言われがあったのですね。

三猿は外国でも見かけます。

2013/05/03 07:27:52

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