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平成の虚無僧一路の日記

新都山流編 『都山流100年史』より 

2013年04月13日 外部ブログ記事
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ヤフオクで『都山流尺八楽100年史』を入手しました。
平成10年に「新都山流」が編纂、発行したもので非売品。

編集後記にも書かれていますが「今都山流はどうなってるの?」
という声に、詳しく応えてくれています。

「都山流」は 二代目宗家(稀一)が30歳の若さで亡くなると、
門弟の間で内紛が起こり、母親の「レン」を三代目に擁立した
「都山流楽会」と、娘の「美都子」を宗家とし、高弟の
「島原帆山」を会長とする「新都山流日本尺八連盟」に
分裂した。

「新都山流日本尺八連盟」は さらに、免状の発行権を
めぐって宗家(美都子)と会長の「島原帆山」が対立し、
「新都山流」と「日本尺八連盟」に分裂。

つまり、現在「都山流」は次の三つの団体に分かれている。

・「都山流尺八楽会」
・「新都山流」
・「日本尺八連盟」

そして「都山流尺八楽会」は、初代中尾都山の後妻「れん」が
三代目宗家となり、現在は、なんと初代の先妻「君江」の孫
「正幸」氏が四代目宗家となっている。そして「尺八楽会」は
人間国宝の「山本邦山」はじめ「藤原道山」他 傑出したプロを
多く輩出して、会員2万人、尺八界ダン突の最大流派である。

一方の「新都山流」は、後妻「レン」の孫娘「美都子」が
「新宗家」として、作曲をしたり、大会で指揮棒を振ったり、
健気に門弟の指導育成に励んでいるようである。


「日本尺八連盟」は、まるで尺八界の各流派を越えた「連盟」の
ような誤解を与えるが、都山流のごく少数派にすぎない。
「島原帆山」亡き後、現在は「坂田誠山」氏が会長。
「坂田誠山」氏は、我が師「堀井小二朗」の所に出入りしていて、
私の大先輩である。彼が今「日本尺八連盟」の会長になっている
とは知りませんでした。畏れ入りやの鬼子母神。

この辺の事情について、私はさっぱりわかりませんでしたが、
「新都山流」が編纂した『100年史』では、当時の記録文書を
全て公開して、詳述しています。

ニ代宗家(稀一)の妻の「和代」と姑の「れん」との骨肉の
争いかと思っていましたが、どうやら、高弟の「高平艟山」が
「れん」を擁立して都山流を乗っ取ったという構図のようです。
そしてその「楽会」が大勢を占め、本来「三代目宗家」となる
はずだった「美津子」とその母親「和代」が「都山流」から
追い出され、新たに「新都山流」を創設したということの
ようです。

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