メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

迷える羊のメモ帳

メモ帳304ページ目 喫煙者を見守る1本桜          

2013年04月04日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



勤務地駅前に1本の桜の木がある。
いつもは駅2階のコンコースから見ている場所であるが、常に人々がたむろ
している。待ち合わせの場所でもない。
スーツ姿の会社員、学生仲間、恋人同士、等、多種多様な人々が、ゆったり
とタバコを吸っている。

ここは、あちこちで締め出された愛煙家の憩いの場所である。
タバコの煙には60種類ものガン性物質などの有害物質が含まれている事が
解っていても、値上げをしても、嗜好品からはおいそれと手が引けない喫煙
者が桜の下で一服し、ひと息入れて目的地へ向かう場所である。

そんな人々を見守るように毎年一番早く花を咲かせ、夏は葉を広げて日差し
をさえぎり、秋は紅葉し、1年中喫煙者を見守っている。
最近は、喫煙者を嫌う傾向があるが、この木は人を選ばない。



昨日は春の嵐・・台風並みの強風で桜はすっかり散ってしまった。
花の命の短い事は知っているが、いざ無くなってしまうと寂しい気持ちに
なる。

毎年桜の時季が近づくと、期待感で胸躍らせながら今か今かと待ちわびる
そして満開の桜を見ると日本人なら誰もが幸福感に満たされる。

しかし、満開から2週間で強風に蹴散らされて去って行った桜はあまりにも
はかな過ぎる。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ