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平成の虚無僧一路の日記

馬王堆漢墓から出土した尺八 

2013年02月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



1971年、湖南省長沙で発見された「馬王堆漢墓」は、
女性の遺体が生けるが如き状態だったことで、世界を
驚かせた。紀元前2世紀、前漢の初期のものとされる。
その頃の日本は、まだ弥生時代だ。

豊富な副葬品も、ほぼ完全の状態で出土した。その
副葬品の中に楽器もあった。

七弦琴、25弦の瑟(しつ、大きな琴)・22管の竽(う、大型の笙)・
1組の竽律(竽を調音するための竹笛)。竽律は12本の竹笛で、
その各々に漢初の十二律の名称が記されていた。

そして、六孔の簫(しょう、尺八に似た縦笛)が二本。近代の中国には「尺八」が存在しないので、
「洞簫」の「簫」と記されている。「笙」とは別。「笙」は
何本もの細い竹を組み合わせて、ハーモニカのような舌が
ついたもの。

「洞簫」は細く長く、唄口を内側に削る。「馬王堆」の
縦笛は、「洞簫」より「尺八」に近い。

敦煌の壁画にも数十点もの尺八を吹く図がある。これも
「尺八」だが、中国では「篳篥(ひちりき)」と記録されて
いる。「篳篥」はクラリネットのようなリードがついたもの。

敦煌壁画からも、「馬王堆漢墓」からも、唐代以前に
「尺八」が存在していたこことは明らかであるから、
「唐代に呂才が初めて尺八を創ったというのは」誤り
である。

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