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私家版・日豪の比較文化人類学 〜群れから抜け出した羊が見たもの〜

橋下市長、間違っている! 

2013年01月18日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 大阪市立桜宮高校バスケットボール部の生徒が顧問の陰湿な暴力で
自殺した事件は本当に理不尽で痛ましい出来事でした。
こちらオーストラリアで、私はインターネットを通してニュースをチェックし
概要は知っています。
ただ、それは断片的なので責任ある発言は出来ないかも知れませんが
橋下市長の対応、発言にはとても憤慨しています。
 
 まず、橋下市長はその桜宮高校の教員全員を異動させることを
市の教育委員会に要請したといいます。
同じ学校内で一教師の体罰・暴力があれば、
他の教師はそれに気付いていたはずで、それを放置し善処しなかったという意味で
責任が重いというのはよく理解できます。
 
 しかし、そのような教師を全員異動させたところで、
問題の根本的な解決策にはならないし、欠陥教師を拡散するだけのことです。
特別、異動そのものはペナルティの意味合いを持っていないのですから
無意味でもあろうと思います。
第一、桜宮高校だけの特異な事件、不祥事ではなく、
異動させれば事態が好転する問題ではないいことくらい
誰でも分かっていると思うのですがどうでしょうか。
 
 それに、問題の暴力教師を放置した監督責任を同僚教師や校長、教育委員会に
問うのなら、大本の教育委員を任命した市長の責任は問われないのでしょうか。
橋下市長がまずもってそのことに触れ、謝罪し、
それから問題の原点に切りこんでゆくのなら拍手喝さいです。
 
橋下市長は生徒への暴力を糾弾しましたが、
やっていることは人事や予算執行をネタに、市長という強権を振りかざして
言語による理不尽な暴力をふるっているのだと
指摘、非難されても当然のことだと思うのです。
 
 さらに、橋下市長は桜宮高校の体育系2学科の募集停止を求めたといいます。
問題なのは暴力で生徒を自殺に追いやった教師であって、
その教師が体育の教師だからといって、学科そのものの存在に問題、瑕疵が
あったわけではないでしょう。
 
 当然のことながらこの春受験をしたいと準備をしている中学生にとっては
大問題で、「無関係の受験生を巻き込むのはおかしい」などの抗議が
相次いでいるといいます。
何の責任もない受験生がその望みを絶たれるというのは、
本当に道理に合いません。
 
 この問題について、橋下市長は「一番重要なのは亡くなった生徒のこと。
(受験生は)生きているだけで丸もうけ。またチャンスはある」とのたまったのです。
間違っているでしょう!
私は日本に帰っても大阪市民ではありませんが、
パフォーマンスで自治体を運営するような「そういう市長はいりません」。

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