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画集始末 

2013年01月17日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し





「製本は芸術である」 とある業者が言った。 なるほど。
知らなかった。もう少し早くに聞いていれば。
でもこれは仕様がないか。ふつう日常にはあまり関係ない言葉だもの。

画集など作ってみようかと、ふと思い立ったのが1年前。
だんだんと現実味を帯びてきて、実行に取り掛かったのが3か月前。
それからデータ作りの1ヶ月間は楽しかった。
朝も昼も誰からも文句の出ないマニアックな暮らし。やや色あせてるけど夢も見たし。

印刷に多少の文句も付けてさて製本に回し
出来上がる予定の吉日のあたりからきれいな虹が薄れてきた。
一定の時間が過ぎれば目の前に予想通りのものが現れる…はず。

…なんて今まで無関心でいたのだろう!  製本という技術。

四隅をそろえて。
カバーはぶかぶかさせないで。  などは序の口。
表紙が反り返り閉じてピタっと収まらず。
折り返しが滑って手に持てば中身がずり落ち。
天と地の開きが狂って矢の字型になり。
やがてパクッと糊が剥がれる。     
これで上製本?

出来上がった本の山を横目に見ながら何もできないうつろな2週間。
湿気のある寒い部屋で重しを乗せて1週間。
或る日急に猛然と闘志が湧いて起き上がり、いくつもの業者に当たりを付けた。
もう、満足できれば費用が増えようと(?)なんだろうと構わない!

......


もうそろそろ1カ月。
今更ながら動画を見ながらの勉強なども連日してみたけれど。
出来る範囲の努力はしたつもりだけれど、いずれも帯に短したすきに長し。
何度目かのやり取りで、遂にここらで妥協したらと最後通告。

本当に芸術って気難しい。


(本を作るときがあればいらっしゃい) 

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