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平成の虚無僧一路の日記

懸賞応募作品『虚無僧踊り』 

2013年01月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



「ショート・ストーリーなごや」に応募した、私の作品は
『虚無僧おどり』。内容は

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主人公は、もうすぐ20歳になる 大学1年生の「夏美」。
来年の成人式に着る振袖を選びに、祖母が働く「貸衣装屋」を
訪ねる。その途中で「首塚」という幟(のぼり)旗を見つけ、
ギョッとする。石の柵の中には小さな社(やしろ)が見えた。

「気味悪い」と足早に去って、店に飛び込み、祖母から
いろいろ着物を見せてもらい、選びながら、「首塚」の
ことを聞くと、「昔、虚無僧が殺されたのだ」という。

半年が過ぎて、いよいよ着物を借りにいく途中、また
「首塚」の前を通ると、尺八の音が聞こえてくる。
またまたギョッとして近づいてみると、虚無僧が尺八を
吹いていた。その姿になんとなく魅かれる。

そして成人式も無事終わり、夏美は「虚無僧」について
興味を持ち、古書店を営む叔父さんに聞きにいく。
叔父さんは、夏美が「虚無僧」について関心を持った
ことに驚き、詳しくいろいろ教えてくれる。

そして「名古屋では東照宮の祭礼に呉服町の町人たちが
虚無僧の格好をして仮装行列に加わったこと。虚無僧は
武士に限るとか、尺八本曲しか吹いてはいけないという
掟があったが、名古屋には虚無僧寺が無かったため、
町人が自由に虚無僧の格好をしたり、俗曲を吹くことが
できた」というようなことを知り、夏美は、これもまた
名古屋独自の文化だと気づき、「なごや・どまんなか祭り」で
「虚無僧踊り」を踊り、虚無僧をアッピールしようと
企画する。そしてインターネットで仲間を募り、
天蓋などの虚無僧用具や衣装は、ネットを通じて中国に
発注し、安く調達する。音楽も、スタジオでシンセサイザー
で作ってしまう。

仲間の協力で、一大イベントを成し遂げた夏美は、その
仲間やノウハウを利用して、呉服店の再生に向かい、
経営者としての才覚に目覚める。

という話。これが入賞し、映像化されれば、虚無僧
ブームに火がつくと思ったのだが、火が消えてしまった。
次なる手を打たねば、虚無僧の文化は消滅する。

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