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平成の虚無僧一路の日記

キューリー夫妻が残したもの 

2012年10月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



キューリー夫人がラジウムの発見でノーベル化学賞を
取得したのは 100年前の 1911年。ラジウムの発見は
1902年だった。極貧の生活、床板も無い豚小屋のような
研究室での発見だった。その後も科学者による反証や中傷、
マスコミのゴシップ記事に苦しめられた。

「放射線がガン治療に有効」と発表すると、便乗商法が
現れた。

「放射能は魔法の力。あなたもその力を試してみよう!」と、
ラジウム入り美肌クリーム、オーデコロン、チーズにも
チョコにも添加され、ラジウム入りの水を作れるという
「夢の蛇口」までが登場した。

日本でも「ラジウム温泉」「ラドンの湯」など、その効用を
謳っている。(これは安全確認がされている)

こうした放射能ブームで幸いだったのが、本物のラジウムは
高価すぎて、「ラジウム入り」を謳う商品の多くが「まがい物」
であったという。

逆に不幸だったのは、本物を買ったお金持ち。放射性物質入りの
水を大量に飲んで死んだ。キューリー夫人自身も白血病に
冒されて亡くなった。

夫のピエール・キューリー氏は、放射線の発見で、1903年に
妻マリー・キュリーやアンリ・ベクレルと共にノーベル物理
学賞を受賞した。しかしその3年後に馬車に轢かれて事故死
した。

彼は 死の前に、意味深い言葉を残している。

「自然の秘密を知ることは、本当に人類の利益になるのだろうか?
人類には、それを有効利用する用意があるのだろうか?
その知識が人類に害悪をもたらすことはないのだろうか?」

そして100年後、原発事故に苦しめられている。
iPSとやらも、人類に幸福をもたらすのか、悪魔の触手か。
あらゆる病が治せるなら、人は運命に逆らって生き続ける。
100年後がそらおそろしい。

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