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平成の虚無僧一路の日記

「楽器に税」だぜい 

2012年10月09日 外部ブログ記事
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バイオリン名器、また押収…「なぜ」音楽界困惑(読売新聞) - goo ニュース


「バイオリニストの所持する名器を、ドイツのフランクフルト
国際空港が押収」の件。我々音楽家としては腑に落ちない。

先日、ベルギー在住のバイオリニスト、堀米ゆず子さんが
所有する名器「ガルネリ」が同空港で押収され、返還された
ばかり。再度、ドイツ在住のバイオリニスト、有希・マヌエラ・
ヤンケさんが、ストラディバリウス(評価額約6億1000万円)を
押収された。

税関の言い分は「転売しないという保証がない」とか。時価6億円
として、関税として約118万ユーロ(約1億2000万円)を
要求されているとか。


そういえば、もう 40年も前、グアム島に演奏旅行に行った時。
お琴のメンバー10人以上と一緒だった。お琴 10面が グアムの
空港で差し押さえられた。「For sale ?」「売らないという
保証がない」とのことで、30分ほど押し問答の末、通して
もらえた。

当時は、まだ日本人の観光客も少なかった。ホテルも全部英語。
同行した尺八家が「酒を燗にしてくれ」と頼んだが、全然
通じなかった。

米兵に「ヘイ、ジャップ!」と唾を吐かれたこともあったが、
日本からの和楽器の演奏は初めての試みということで、歓迎は
受けた。中に日本人が一人。戦前から住んでいるという老人が、
涙を流して喜んでくれ、「家族も無く独り」だという。そして
新婚まもない私の妻にぞっこん惚れ、「ぜひ養女になってくれ」と
せがまれた。

お琴どころか、妻までが留め置かれそうになったのでござる。
海外は何が起こるかわからない。

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