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Jii−Jiiの日記

「財務省」榊原英資著を読んで 

2012年09月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

本書を購入する動機は、「政治」を語るときに、「官僚主導」とか、悪しき政治の原因を悪しき官僚を挙げ、「現状の官僚・官僚の役割・過去の官僚の実態」等々を官僚であった榊原英資の意見を読んでみたいと考えました。ボクは観念的に、官僚と言うと「大蔵省」を思い浮かべ、国家公務員1種合格者で(所謂キャリア)各年度の選ばれた少数のキャリアがいて、周りにノン・キャリアが固めているエリート集団という認識があります。「大蔵省」は、予算を作成する主計局、税を徴収する主税局、銀行局、証券局等々の財政と金融を掌握する「省庁の中の省庁」と言われるほどの「強力な統治機関」だと思っています。大蔵省の大スキャンダル(収賄事件)によって、金融が離され現在の「財務省」と組織が縮小されました。過去政治家に官僚出身者が官僚の頂点を極めて「財務大臣」を経て、総理大臣となり国を統治し運営しましたが、現在は官僚出身ですが、若干の経験で官僚の真髄を極める途中で政治家に転進した若い政治家が散見されます。榊原英資は、最終章で「財務省支配の功罪」で、○政治との妥協のさじ加減 ○プライドが傲りに転じる時 ○遊びっぷりが有名だった田谷広明 ○大蔵行政の何が問題だったのか○ 金融自由化の流れを読み切らなかった ○財政・金融分離は正しかったのか ○「マクロの健全性」の視点 ○財政と金融の一本化 ○財務省の国際的役割 ○誤った「政治主導」の修正を ○財務官僚はエリートたれと項目で「官僚の大切さ」を書かれています。良き時代をボクが思い出す時、「池田勇人の所得倍増論」「田中角栄の列島改造政策」は、「政治主導」であり、「官僚政治」であったと考えます。「強い日本」の醸成のカギは、「エリート官僚と政治との融合」にあると榊原は示唆していると思いました。ボクもエリート集団の復活こそ必要だと思います。...

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