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映画「あなたへ」を観てきました　

2012年09月02日
テーマ：テーマ無し

 
先日、高倉健主演の映画
「あなたへ」を女房と観てきました。
富山拘置所勤務で定年真近の刑務官が
亡くなった妻の散骨と局留めの遺言の手紙を受け取りに
長崎の小さな港町まで旅をするロードムービーです。
 


 
旅の途中で出会う色々な人達との触れ合いと
人生模様が横糸のテーマとなっており、
降旗監督らしい荒いシーンが一つもない
淡々とした優しい映画です。
 
ただ、映画の内容はともかく
6年ぶりの映画出演と言う81歳の健さんは
最早、イメージしていたあの健さんではなく
動き・顔・しゃべり方など、その老残ぶりが気の毒なほどで
終わってから「観ない方が良かったのかも…」と、
健さんの往年の勇姿を懐かしみながら
つくづく思いました。
 


 


多分この映画は、
6年間にわたって映画にもCMにも出ようとしない
心を閉ざした健さんと、健さんフアンの為に
降旗監督が考えた末に行きついたオマージュが
この映画であったのだと思います。
 
人はみんな歳を取る事から逃れられない。
あの、健さんも…
 
仕方がありませんね。
 
 

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