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たかが一人、されど一人

思い出 

2012年06月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

今週は梅雨の中休みだったのだろう。結局月曜から今日まで1日も雨が降らなかった。流石に明日は雨になるらしいが、今日も夏らしいいいお天気だ。夏になるとテレビの歌謡番組は思い出のメロディー特集になるが、ぼんやりしていると遠い昔のことを思い出した。18歳まで過ごした長野市の風景が浮かんでくる。長野市は山国信州にあるが、善光寺平と言う盆地の端に位置して、標高が確か三百数十メートル。西と北には標高800m前後の山々が重なり、北西の戸隠連峰に繋がっている。この山々の裾野を裾花川が流れて、この山々と川岸が夏場の遊び場だった。当時住んでいた場所から東から南にかけては盆地が広がり、盆地の南端から東北の端にかけて信濃川が流れている。この川は長野市の南端にある落合橋までは、千曲川と犀川の2本になっている。千曲川は秩父山系に源を発し、上田市を経ている。犀川は北アルプスの方面、多分槍ヶ岳から上高地や松本を経由している梓川なんかが源流の一つであったように記憶している。何れにしても長野市を経由して越後に入って日本海に注ぐ、日本で一番長いとされる大河である。我が遊び場の裾花川は犀川の支流の一本で、本流犀川では泳がないようにと注意を受けていた。魚釣りには本流にも行ったが、余程大きいお兄さんや小父さんが一緒でない限り、水に入らなかったと記憶する。最近、昔から冒険好きだからと注意されたが、昔から弁えるべきところは弁えていたのかもしれない(笑)。でも犀川の鉄橋の桁に登って歩いていたら、大人が沢山心配して寄って来て大騒ぎなったのを思い出した。やっぱりどこか異常だったかも。この大きな川の向こう、住んでいた場所からはかなり距離があるが、盆地の東側は上信越の境をなす国立公園に指定された高い山が連ねって見える。その中で一際美しい姿を見せてくれたのが、東南にある根子岳。2200mもある高い山ではあるが、裾野がなだらかで聳えるとの表現がふさわしくない程優雅な山だった。この根子岳を朝に夕に眺めて、いつかはあの山頂に登ってみたいと思いつつ、長野を離れてしまった。東京に来てから、根子岳の麓の菅平でスキーをしたり、ゴルフをしたことは何回かあったが、近くに行くと山全体の優雅さがなくなってしまう。根子岳は長野市から見る姿が一番である。結局、長年の夢だった山頂に立てたのは65歳の9月。素晴らしい天気に恵まれ、360度の眺望を味わって何と言えない感激だった。この辺から今の山歩きが病み付きになったのだろう。当時の写真(下を参照)を取り出して見ると、今日と同じポロシャツで写っている。(笑)

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