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たかが一人、されど一人

孫の進路は? 

2012年06月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

孫の一人が来年高校受験だ。昨日新聞折り込みに大量に挟まれていた学習塾の広告を見て、そんな話になった。今通っている区立中学のすぐ隣に国士舘大学の付属高校があるらしい。婆さんはそこでもいいと思っているようだが、本人からすると伯母にあたる娘が「国士舘ではダメ」と言っているらしい。「じゃ、どこが良いのか?」と聞くと、勿論婆さんなんかに分かるはずもない。無責任なのか、当然なのか、ま、当たり前でしょう。小生も中3になってからまだ一度も会っていないので、本人にどう考えているか聞いてみたい気がするのも事実。婆さんは娘のところに行って会っているのだから聞けばいいのにと思うが、本人の志望や娘夫婦の希望なんか怖くて聞けないものらしい。そう言えば小学生の頃は毎学期ごとに通信簿を見せに来たものだが、最近は確かにそのようなものを見た覚えがない。3年生に進級する直前にクラブ活動のバスケ部を退部して、最近は家で勉強するふりを見せているとも聞いている。何を考えているか分からぬが、何か心境の変化はあったのだろう。核家族化(嫁に出したのだから当たり前だ)でそれぞれ別に住んでいると、娘夫婦と孫たちの家族内コミニュケーションのディテールは分からないものだ。娘とは頻繁に電話のやり取りはあるようだが、断片的情報は入手できても家族関係の全体像把握は難しいのかもしれない。逆にそんな深くまで立ち入って知ってしまうと、余計な事を言ったりして、却って問題なのかも。兎に角、彼は学習塾には行っていないようだが、祖母の立場からは満足で「ご先祖様を悲しませないように。」の一言だけ刷り込んでおけばいいらしい。こちらも子供の頃祖母に可愛がられ、仏壇を拝むように言われた。その時言われた記憶が鮮明である。「世界中の人間が全部お前の敵に回っても、ご先祖様だけはお前の見方をしてくれるのだよ。」恩の着せ方が少し違うが趣旨は似たようなものだろう。外野はそれなりに心配しているが、本人や娘は意外とあっけらかんとしているかも。人生の進路については幼い頃から志を立てる人もいるだろうし、誰かみたいに、どの時点でも目標を見つけることが出来ず、何となく成り行きで生きてきてしまった者もいる。それは前者の方が善いに決まっている。遅きに失した反省をしてみると、高校におけるクラブ活動が、その後の人生に大きな影響を及ぼすように思う。実は高校に入学した4月、先輩の誘いに応じて仲の良かった友人と山岳部に入った。しかし諸般の事情からその6月末に退部して以来、文科系を含め如何なるサークルにも所属せず、何となく不良グループのメンバーになっていったような気がする。不良グループと言っても今で言うものとは少し異なる。県下随一の進学校の割には少し落ちこぼれの集まりだったとでも言うべきだろう。己に出来なかったことを孫に求めるのは、やはり少し無理がある。

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