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たかが一人、されど一人
老後の心配数々あれど
2012年06月23日
テーマ:テーマ無し
多分10年近くなると思うが、毎週土日の午前中は原則的に池袋西口のフィットネスクラブ[TIPNESS] のプールに通っている。25メートル3レーン半のこじんまりしたプールで、そんなに混んではいない。経営しているのが丸紅とサントリーだそうで、従業員の教育も行き届いているし、全体的に清潔なのが気に入っている。更衣室や化粧台のスペースも比較的ゆったりしているし、床をふいたりティッシュやゴミ箱の交換を担当する人が常時ここに居るのは防犯上からも正しいと思う。平日はオープンが8時前だったと思うが、土日は9時半である。基本的にはこの3分前に行って、開場と同時にチェックインをする。開場前に待つ客は、いつも20人より少し多いくらいで、殆ど同じ顔ぶれだ。だからと言って友達になる訳でもないので、外であっても知らん顔である。そんな中でも何となく挨拶するようになった人が数人いる。今日11時半頃シャワーを終わって化粧台に並んだのがそのうちの一人。彼は年齢が1歳下で、東池袋のアパートに一人住まいとのこと。このクラブに通うようになったのは私よりはるかに古い10数年前で、毎日来ていることまでは既に聞いていた。当然仕事はリタイアしているのだろうが、どんな職種であったかも聞いたことはない。こちらと同じ時刻に来て同じ時間(2時間)で上がるのだが、メニューはかなり違う。泳ぎよりむしろ水中ウォーキングに時間を割いている。プールを後にするのはこちらより10分近く早いが、化粧台に座るのはこちらが早い。彼はシャワーが念入りだ。化粧台に座る前に体重と血圧と心拍を計るのは同じだが、彼はデータを毎日ノートに記録している。なんでも10年以上前に、3年がかりで体重を20キロ近く落とした経験があり、ダイエットと栄養や運動の関係について本を書くことが出来るほどの知識をお持ちとのこと。健康おたくと言う意味に於いては、他人様の事を笑えた義理ではないので、何かとご高説を拝聴する仲になった。今日会話を披露する気になったのは、その手の話ではなかったからである。実は先週の日曜日に彼の姿を見なかったので少し気になっていた。先程彼が横に来て開口一番「とうとう先週の日曜日、仏壇を買ってしまったよ。一番小さいものだが合板は嫌だったので、無垢材にしたら4万8千円も取られてしまった。」聞きもしないうちにお休みの理由を仰った。そう言えばその前の日だったか、仏壇が大きすぎて難儀している、と聞いたような気もする。「全く嫌だね、この年になると死んだ後の事まで娘に気兼ねをしなきゃならないのだから。」どうも娘さんが一人いて別に住んでいるのだが、仏壇の事で相談しなければならない理由があったらしい。「仏壇についてあれこれ心配されるのは日本人として当然のこと、結構じゃないですか。」意味不明な相槌でごまかしたら、「娘は家が欲しいらしいが、これからは何があるか分からないから金はやらん。この家に来て住めと言ってやった。」彼の話がだんだん見えてきて思った事、同じ健康おたくでも死んだ先まで心配するとは偉いものだ。死ぬまでの段取りを考えなくてはといつも思うのだが、変数が多すぎてどうもうまくいかない。まして死んだ先なんかどうでもいいと思っている。
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