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平成の虚無僧一路の日記

『ファウスト』に見る「人はいかに生きるべきか」 

2012年06月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



再び、ゲーテの『ファウスト』について。

「ファウスト」は 悪魔と契約して、天上天下を自由に
往来し、美女も富も、欲しいものは何でも手に入れます。
決して ひとつの所に留まっていることはできず、現状に
満足せず、常に現状を変えようと行動し、努力し続ける
のですが、そのために 何人もの人の命が犠牲となります。

「(社)実践倫理宏正会」の上広栄治会長は、著書『人生を
輝かす』の中で、「フアウストは、欲しいものを手に入れ
ながらも、満足を得ることはできなかった。ファウストが
最後に辿りついたのは、目を失った愚かで無力な普通の
市民となり、人々が力を合わせ助け合っていく姿に最上の
“美”を見つけた。これこそが、実践倫理の会員がめざす
生き方である」と、説かれます。


でも どうでしょう。「欲を捨て、名も無く、貧しく、
美しく」では、「努力して成功し、富を得てはいけないのか」
という疑問が生じます。

「これでは、前途有為の若者に“夢と希望”を無くし、
やる気、活力を奪うものではないか」と 反論したくも
なります。

「人は何のために生きるのか、いかに生きるべきか」と
問われれば、「夢と希望、高い目標に向かって努力する
ことが、生き甲斐であり、生き様であって、60歳過ぎて、
先が見えてきても、頑張って生きてきたことに“満足”
すべきではないか。

若い人は、多いに可能性に向かって努力してもらいたい
ものです。

でも、成功するのは 1万人に1人。所詮、大多数の人は
小市民。“自分もその一人だった”ということを知るのは
60歳過ぎてからでいいでしょう。









』「西欧的な考え方の象徴」として描かれます。

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