非日常的空間で遊ぼう!

本物の「絵」を見よう 

2012年05月07日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


今日は新国立新美術館へ行ってきた。「セザンヌ」パリとプロバンス展だ。西洋絵画については少々興味があって、本は20冊ぐらい見ているのだが、美術館へ来たのは本当に久々だ。確か中学生か高校生の頃、新宿の三越で「ルノアール」展を見て以来だと思う。あの展覧会は芋を洗うような込方だったのを覚えている。今日も連休明け初日だというのに、美術館は結構混んでいた。日本人はこんなに絵が好きだったのか。あらためて驚いた次第だ。よく、教養のために絵やオペラを見ておくようにと言われることがある。しかし、私に言わせればそんなことは糞くらえだ。私はオペラも絵も自分の楽しみのために見に行く。高校時代の世界史の先生の言葉を思い出す。「皆さん、教養があるってどんな人だと思いますか?」「いろんな知識がある人のことですか?」「教養がある人というのはね、小学校から高校・大学までの間、朝から夕方まで硬い机と椅子に座って、つまらない話を聴き続けてきた人のことですよ。じっと忍耐強く人の話を聞ける人のことを教養があるって言うんです。」そう、いやいやオペラや絵を見ても教養は身につかないと思う。そんなことを思いながら美術館の入り口を入ってすぐには後悔した。セザンヌの絵については吉田秀和氏の「セザンヌ」ほか数冊の本を読んで興味がある画家の一人なのだが、ちっとも面白くないのだ。これでは私も教養のために見に来てしまったか、と後悔したのである。しかし、そんな気持ちを抱きながらどんどん先に行くにしたがって、だんだん面白くなってきた。若い頃と晩年と明らかに画風が変化してきている、その変化が面白かった。そして晩年セザンヌがこだわっていた「静物画」のコーナーへ。(つづく)

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ