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(新)ごんぼねっこ日記

お金の価値 

2012年03月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 カランコエ。 やっと咲き始めた。 ほんの少し。 しかし、嫌というほど増えるはず。 * * * 一昨年亡くなった井上ひさしさん。 中3のときに万引きをしたというのは有名な話。 金に困っていたわけではない。 気がつくと英和辞典を盗っていたという。 店番のおばあちゃんに裏庭に連れて行かれた。 おばあちゃんは、500円の辞典をしげしげと見てから 「これを売ると100円のもうけ。坊やに持っていかれると、100円のもうけはもちろんフイになる上に、500円の損が出る。 その500円を稼ぐには、これと同じ定価の本を5冊も売らなければならない。 こんな本1冊くらいと思うだろうけど、坊やのような人が月に30人もいたら、うちの家族は飢え死にしなければならないのよ。」 話を聞いて恐ろしくなっている井上に向かって、おばあちゃんは、庭の隅に積んである薪の山を指し、薪割りを命じたという。 井上は、死に物狂いで薪を割った。 無事に帰してもらえるなら、どんなことでもするつもりだったという。 薪割りをあらかた終えた井上に、おにぎりを持ってきたおばあちゃん。 「今は、薪割りの手間賃は、700円だから…」 「今日の手間賃で辞典が買えるから持っておゆき。」 と盗った辞典を渡し、その上、 「これは坊やの稼ぎ分だよ。」と200円の労賃を渡したという。 できすぎた話かも知れない。 *** ジサマの教え子で、100円ショップの店長をしている人がいる。 その人が、言った言葉が思い出される。 「万引きする側は、たった100円という気持ちでしょうね。」 「でも、その100円をもうけるために何個売らなければならないのか分かりますか。」 「万引きは絶対許しません。」 *** こっちはできすぎてない。 どっちにしても、金の価値を思い知る時期は絶対必要だ。 それも、できれば早いうちに…。

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