メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

昭和2年生まれの航海日誌

戦火の馬濁流の馬 

2012年03月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 スポーツ欄では小さな見出しだが、ショッキングな記事だった。
 
 忌まわしい365日前の震災で「馬が津波で流されていく場面
の放映があった。顔が前に家にいたニュウヨークカフェに似てい
たので、確認したらそうだった」

 小島 太厩舎の良太助手の話である。
 さすが秣を与えているだけの凡助手ではない。

 馬を福島へ送った後も、今夏の相馬野馬追いに出てき欲しい、
と愛情を失うことはもなかったのである。

 “戦火の馬”を観に行こうと、このとき決めた。
 War Horse  直訳なら「軍馬」でもよさそうだ。

 軍馬なら、支那事変勃発当初愛馬進軍歌を思い
出す。
 とった手綱に血がかよう、
 慰問袋のお守りをかけて戦うこの栗毛、

 英国人も日本人も馬にかける愛情に変わる筈があるまい。
筋道はそんなところだろう、と考えてみた。

 梅田、TOHO CINEMAへ行った。
隣の席には高齢のご夫婦と、その女友達が居られた。

 登場してくる馬は大型のサラブレッドであった。日本の
軍馬は多目的に使用するためアラブが多かったと思う。

 思わず肩にも力が入り、エキサイトする場面もあったが、
大戦が終局し、馬を競売するシーンに強烈な思いが走った。

 一説によると、英国はこの大戦で100万頭の馬を海外
は送ったが、残ったのは6万頭であったという。

 日本から大陸へ送った馬で、帰ったのはただの1頭もい
なかった。

 馬が好きになったのは競馬だけではなかった。馬にも人間
が大きな災害を負わせてきているからだ。

 戦争は。地球上の生物を滅亡させるだけ。
そして、終わりを告げることを知らない。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ