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小春日和♪ときどき信州

本・角田光代 「口紅のとき」 

2012年02月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



                      図書館本 

          

 内容(「BOOK」データベースより)
初恋、結婚、別離…ドラマはいつも口紅とともに。角田光代書き下ろし短編小説。

 写真集でもあります。口紅にまつわるお話

6歳 12歳 18歳 29歳 38歳 47歳 ・・・ そう言えば、そんなこともあったような。
母の口紅をつけてはオバQみたいになっていたっけ。
初めてお化粧するときには、母と一緒に近所のお化粧品屋さんに行ってひととおり買ってもらったっけ。
海外に行くとなぜか口紅を買ってきていた。お土産も自分にもたくさん。でも、彼氏に口紅をもらったことはなかった。

65歳 ・・・ 未知の世界
えー!もうお別れ? 

79歳 ・・・ どうだろう?ここまでは・・・もういいですわ。の世界

60歳で還暦のお祝いなんていらない。60歳といったってまだまだ超お元気。昔と違って特別お祝いするほどのことではないような・・・老人と言っては失礼。
お祝いは喜寿からでいいな。もし77歳まで元気にしていたら、お祝いしてもらおう。
そのときもきっと私は口紅くらいはつけていると思う。

でも、そのときひとりだったらどうだろう。こういうことを思う時はいつも普通に隣にいる人が隣にいるから・・・

そうそう、そうでした〜・・・って読んでいたけれど、写真集の後からはどっと切なく・・・

受け止めましょう。できるかしら?やりましょう。と、思ったわけ。お別れは必ずやって来るのですから・・・

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