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平成の虚無僧一路の日記

悼ましい死 

2012年01月19日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



私の父の葬式は、久々に顔を合わせた親戚の方々、
従兄弟たち(父の甥、姪)と、なつかしい昔話に
華が咲き、ワイワイ、キャッキャッ、賑やかだった。

隣りでは、子供が亡くなったらしく、みな涙に
くれて、しめやかに葬儀が行われていた。

葬式にも「明るい、暗い」がある。

今日聞いた話は、胸を打つ。あるお寺のご住職の話。
檀家さんの葬儀に伺ったら、その葬儀場で、異様な
空気が漂っていた。マスコミも大勢押しかけている。

ニュースで報道されていた、母親の愛人に虐待され
殺された中学生の葬儀も同会場であるようだった。

ところが、会場の人に聞くと、「通夜も葬儀も
読経も無く、民生葬(火葬場への直葬)」だという。
警察の取調べで母親の姿は無い。中学生の遺体は
霊安室に安置されたままで、狭い部屋には 親戚の
人と中学校の友達が大勢集まっていた。

読経も無く送られるとは、余りにも悼ましい。その
ご住職は、自ら申し出て、葬儀を整え、読経をし、
そして、集まった中学生たちに「悲しんでいるだけでは
いけない。故人の遺志を継いで、いじめや喧嘩の
ない世の中を築いていこう」と 弔いの言葉を述べた
とのこと。

その中学生が「母親思いの優しい子だった」と報道
されていただけに、哀れは一入(ひとしお)。

そのご住職に合掌。

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