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カワサキワールド　

2012年01月15日
テーマ：テーマ無し

★『かわさき』の新年号が送られてきた。
年末にはあちこちのカワサキからカレンダーが送られてくる。
家の中には幾つものKawasakiのカレンダーが掛っている。
年末年始は、毎年のことだが、『かわさき』を思いだすのである。
 
最近は、大きな会社も合併して社名が変わってしまう。昨年はとうとう『サンヨー』もなくなってしまった。
最近は、銀行とも疎遠になってしまったので、どこの銀行がどうなってしまったのか、さっぱり解らない。
学校もそうだが、会社も故郷のようなものである。
昔のままで名前が残っているのはいいのだが、無くなってしまうのは寂しいものである。
 
★私の人生でも、子供のころ、馴染んだ名前はみんな無くなってしまっている。
京城はソウルになった。桜ケ丘小学校は終戦とともに無くなった。
神戸一中は新制中学や高校制度に替って、神戸高校になった。明石高校はそのまま残っているが、
神戸商大はごく最近県立大学に名前が変わった。
入社した川崎航空機は、3社合併はしたが、同じ川崎どうしなので『かわさき』は残っているし、
事業が世界展開になったので一番世界では名前が通っていた二輪のKawasakiのロゴに統一されて、『かわさき』の中枢に位置しているようで気分がいい。
銀行などと違って、「カワサキ」は残っているし独特の「カワサキワールド」が存在するのである。
これを『ブランド』と言うのだが、Kawasakiのブランドは間違いなく、二輪とジェットスキーによって創られたものである。
 

 
★これが社内報『かわさき』の裏表紙である。
川崎重工業の面影はそこにはない。まさに『カワサキワールド』そこに広がっている。
ずっと以前から、陸海空の乗りモノは間違いなく造ってはいたのだが、スポーツバイクや、ジェットスキーやレースと無縁のころはこんな雰囲気は皆無だったのである。


 
★このカワサキワールドには、私自身は特別な想いを持っている。
これは、田崎さんが社長時代に創ったものである。神戸市の海洋博物館とのコラボなのもいい。
かっての川崎重工業では決して造れなかったものである。
 
いろんな乗りモノが展示されているが、中心は二輪車なのである。
ひょこむという兵庫県が後押しするSNSがあるのだが、
その『ひょこむ』に最初に私が立ちあげたコミユニテイが『カワサキワールド』なのである。
管理人は、rfuruya になってはいるが、最近の管理人は、
ホンモノのカワサキワールドの担当者の『ぼけちんさん』がやってくれている。
 
そして上のチラシも、入場券付きで、送って頂いたのである。
 
★そんな故郷カワサキワールドがあるのは、幸せである。
大体、私自身の人生は、ツキにツイテタと自分では思っている。
人生で、試というモノもあんまり受けたこともないが、試験で落ちた経験は立った一度だけなのである。
川崎航空機には縁故で殆ど間違いまく入れたと思うのだが、当時は銀行の方が数段よかったのである。
砂野仁さんが『神戸銀行も受けてみろ』と無理やり入社試験を受けたのである。然し、どう考えても銀行はイヤだったのである。まともに受けても通ることはなかったかも知れぬが、『若し通ったら困る』と午前中だけ受けて午後の試験は受けずに帰ってしまったのである。
若し、神戸銀行などに入っていたら、今頃はどこにもその名前はないのである。
 
一時は川重も石播とどうとかという話があったりしたが、今のところ何とか残っている。
ミッションステートメントなどもすっきりして、世界に独特の『カワサキワールド』が展開されているのは、ご同慶の至りである。
 
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