モノローグ

セーリング体験 

2024年05月09日 ナビトモブログ記事
テーマ:旅行

GW中、知人の所有するクルーザーに乗せていただく機会を得た。

私の生活レベルでは高級車はおろか、クルーザーなど全く縁のない世界だったが、人の繋がりは時に思わぬ体験に導いてくれる事もあるものだ。

浦賀のマリーナは長閑だった。
GWの喧騒は感じられず、近くの林では鶯が囀り、透き通った海面に稚魚が泳いでいる。

セーリングクルーザーだったので、マリーナを出ると帆を揚げて風の力で進む。
途中で操舵もさせてもらえた。
東京湾の中なので目標を定め易く、千葉の鋸山を目指して時速5kt(約10km)を保ちながら進んだ。
この日は天気に恵まれて富士山も見えた。

風を読むというが、セーリングの魅力は耳で音を聞き、波の状態や景色を目で見て、風を身体全体で感じながら船を操るところにあるのだろう。
僅かな時間の体験だったが、その魅力に嵌まる気持ちは理解できた。


マリーナに戻り、改めて停泊してあるボートを眺める。
浦賀のこのマリーナは約400隻収容できるそうだが既に満隻だそうだから、マイボートを持つ人達も多いのだろう。
中には10億円越えというクルーザーが何艇も係留している。
維持管理も考えるとため息しか出なかったが、お金というものはある所にはあるものだ。

こんな非日常体験が出来た幸運に感謝!



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