ナビトモのメンバーズギャラリー

条件で調べる

カテゴリ選択
ジャンル選択

前の画像

次の画像

ギャラリー詳細

タイトル 自作の壺
投稿者 ミルフィーユ 投稿日 2016/07/09 11:34:05
自作の壺
説明 22年前に作った自作の陶芸作品です。

直径20センチ、高さ15センチの大きさです。
信楽の土を使い、釉薬はビードロを使用し、
手びねりです。

小ろくろも持っていますが、集中力が無くなり、今は仕舞い込んであり、もっぱら見るだけの人です。

前の画像

次の画像



【ミルフィーユ さんの作品一覧はこちら】

最近の拍手
全ての拍手
2019/05/02
むつごろう
2019/03/29
カピバラ
2019/03/20
minoru
2019/03/14
2019/03/12
漫歩
拍手数

68

コメント数

18


コメント

コメントをするにはログインが必要です

Kanzeさん

美しい茶色ですね。

ビードロはポルトガル語のガラスを意味すると思いますが、ガラスの粉末を用いるのですか?
だとすれば吹き付けor塗り付け?

>手びねりです。
どう言った意味ですか?

全くの素人らしい質問でしょう?  ヨロシクです。

2016/07/09 12:03:36

ミルフィーユさん

kanzeさん、早速の拍手を有難うございます。

まず、あとのご質問の「手びねり」についてですが、電動ろくろを使わず小ロクロに乗せ、全くの手で土を絞め乍ら作ったものです。

ビードロは自然釉のことです。
葉や木を燃した後の灰を良く漉し、水に溶かしたものです。

まず、形作った器をよく乾燥させ、一度目の焼成をします。
その素焼きの器に釉(うわぐすり)を掛け、本焼きをします。
釉が焼成中に融け、ガラス質となり、柔らかい土物の表面を覆って本体を保護してくれます。

釉は一般的に、自然釉と化学合成釉があり、それぞれ味わいが違います。
この釉、ビードロは松灰を水に溶かして作品に掛けたものです。
本来は、登り窯で焼く際に、赤松の薪などを使い、燃えた薪の灰が窯の中で作品に降りかかり、景色が一つづつ違ってきますので、世界に二つとない作品になります。
陶芸を志した者にとっては憧れですが、三日三晩寝ずの番と言いますので、普通は設備が無くできません。

これは教室のガス窯で焼いたものです。
なので、温度と酸素の関係か?少し赤みを帯びて出来上がりました。

2016/07/09 12:56:55

i一葉さん

素敵な壺ですね。私は戦時中栃木県の益子に疎開しておりましたので、
焼き物に少し興味を持っています。

当時は浜田庄司さんもお元気で、窯出しなど時々手伝いました。
人間国宝になられてからも 義兄と杯酌み交わしたり、焼き物のお話をして下さったり、少しも驕らず懐かしい思い出です。

窯に火を入れると寝ずの番になるので、お夜食を運んだり・・・。
そんな訳で我が家には浜田さんの作品が結構たくさんあります。
素敵な「壺」を拝見させていただきまして、あの頃を思い出しました。
ありがとうございました。

2016/07/09 13:42:51

ミルフィーユさん

i一葉さん、こんにちは〜

益子に疎開でしたか、、、、しかも、浜田庄司氏の窯出しをお手伝いし、夜食を運んだ、、、、もの凄く貴重な体験をなさっていらっしゃるんですね! 
本でしか見たことの無い、人間国宝の浜田庄司さんですが、四角い偏壺がとても印象的ですね。
義姉が真岡に住んでいますので、行くと益子へ一緒に行ったり。
浜田さんの焼き物を沢山お持ちですか、、、お宝ですね〜

2016/07/09 14:30:59

Kanzeさん

ミルフィーユさんへ

陶芸は「何と奥深い芸術」?と言って良いかと?

釉薬 ⇒「釉」は理解しましたが、「薬」は???ですが、まあ素人の知識としては二文字にて上薬と理解、ヨシヨシですかな。

ビードロ、手びねり(ひねり)と焼成(仮焼きと本焼き)も理解完了となりました。

登り窯での72時間寝ずの番は火の温度(勢い)を一定に保つ意味なのでしょうね? 窯の中の状況までお聞きしましたので、当然ながら全く同じ作品は出来ないでしょうね。 置く場所によっても異なるものと?

根気の要る作業ですね。

詳細に亘るご説明を有難うございました。

2016/07/09 14:40:45

Kanzeさん

ミルフィーユさんへ

あと少々ですが、お書きします。

>信楽の土を使い、...

信楽(滋賀県)は近年タヌキの置物で有名な土地ですね。
現在は他の物も手掛けているようです。

Kanzeが「Made in Shiga-Pref.」なので存じております。

この信楽から一山越えますと三重県の伊賀となりますが、伊賀焼もやや有名です。伊賀忍者の里です。

組紐(くみひも)の生産地でもあります。

家康公が命がけで伊賀を超えて三河へ逃げ帰った史実があります。
同地方の「伊賀越」という醤油も有名です。

mさんもこの地区をよくご存じですよ。

余談が続きました。 ご参考まで。

2016/07/09 15:02:17

さん

素晴らしい出来映えの壺にとても驚きました。
いろいろなさるのに、作陶のご趣味もお持ちなんですね〜
私の様に、陶器処の者から見てもこれは!!と思う作品です。

釉薬のかかりもさることながら、立った口の曲線が
何とも言えない趣が有ると感じました。

「登釜」、現在当地でもこの設備は、ほんの限られた著名な陶芸家
の方々の釜でしか見られません、残念です。

2016/07/09 15:08:27

ミルフィーユさん

kanzeさん、拙い説明でしたがご理解いただけたようで。
奥深いのと広いのとで、なかなか面白い世界です、、、が、体力気力が必要です。
でも、粘土を手でいじっていると、無心になれ、かつ童心に帰れますから、心をスッキリさせるには、良い趣味ごとだと思っています。
故郷なら良くご存知ですね。
信楽もそうですが、全国の窯元巡りをしたい、なんて夢もかつては持っていました。

コメント有難うございました。

2016/07/09 17:22:48

ミルフィーユさん

サルスベリアさん、見て下さってありがとうございます。

サルスベリアさんは、美濃焼の里ですね。
志野も好きですし、特に織部などは渋くて、安いのを幾つか持っています。

登窯は、今は芸術作品を手掛けるような陶芸家しか持っていないでしょうね。
まして素人が、赤松の薪を使用して登り窯で焼き物を作るなんて、夢のまた夢ですね〜〜
40代前半、かなり夢中で土と遊んでいましたよ〜(*^▽^*)
仕事のストレスは、それで解消していました。

2016/07/09 17:41:48

彩々さん

素晴らしい作品だと思います。

この赤茶けた土色の口元にビードロを
掛けたのですか?

渋くて存在感のある壷、花器になってますね。

ミルさん、また作陶してみてください。

2016/07/09 17:42:57

ミルフィーユさん

彩々さん、見て下さって有難うございます。

彩々さんも、陶芸をなさってらっしゃるのでしたね?
精神を開放するには、とても良い趣味だと思うのです、、、
勿論、よくご存じで、、、

まだ、ビギナーでしたから、釉の性質を詳しく把握していなくて、ビードロを器の中全体に入れてしまったら、かなり粘度が高いので、量が多すぎて重い出来上がりになってしまいました。
その分、ガラス質が厚くて丈夫かなと思いますが(笑)
中は、さらりと灰釉で良かったんですね。
それで口にだけ、ビードロの二度掛けすれば、、、、と後悔です。
それで、先日の彩々さんの作品の「二度掛け」という言葉に反応してしまった次第でした。
再開したいですが、、、あちこち興味がばらけて、、、どうなることやら(笑)

2016/07/09 17:59:03

さん

「能ある鷹は爪を隠す」 は常人の言葉

「能ある人は 皺を隠す」^^

  お見事!

2016/07/09 18:18:56

ミルフィーユさん

Mr,mさん、能は無いけれど、好きになった事には、
とことん、のめり込む気合だけなら、、、、

皺が無いの、分かりましたか〜?(爆)
でも、最近は寄る年波には勝てず、縮緬皺が出来ました〜〜ww

2016/07/09 18:25:18

喜美さん

素敵 こんな美しいものまで作られるの
凄腕ね

2016/07/09 20:34:31

ミルフィーユさん

喜美さん、こんばんは〜

ありがとうございます。
あの頃は細腕でしたが、今は単に太腕になってしまいました。
もう、二度と同じものは作れませんね〜〜

2016/07/09 21:03:41

さん

素晴らしいというか・・凄い!!
教えて下され〜〜ミルフィーユ先生

2016/08/26 08:30:37

さん

素晴らしいです
釉薬も美しい
才能があるのでは?

2017/07/21 16:45:29

ミルフィーユさん

ワイン.スキーさん、コメントをありがとうございます。

赤茶けた色に焼き上がり、形とマッチしていました。
釉も、涙のように垂れて来るのを狙いましたが、
途中で止まってしまいました。
ビギナーズラックでしたよ。怖いもの知らずで、
この形は焼いている最中に崩れるかも、、、と先生は見ていたようです。
今でも焼き物の旅をしたいなあと、いつもフッと思います。

2017/07/21 21:32:23


同ジャンルの他の作品

PR







上部へ