Kanzeさん

一風、変わった苔ですね。初めてです。

拝見する限りでは、黄色の部分は花のような感じですね。

2016/06/22 04:37:43

MOMOさん

黄色い部分は、さく(草冠に朔)と言い、コケ類の胞子が詰まった筒です。被子植物の果実が花の過程なしにできるようなものでしょうか。
尤も、コケ類はサクができる以前に造卵器と造精器によって作られた卵細胞と精子の受精がありますが…
サクにはベレー帽のような帽が付いていて、胞子が成熟すると帽が落ち、緑色の小さな胞子が散布されます。帽の落ちた縁はオレンジ色のリングになるのが、別名のクチベニゴケの由来です。

2016/06/22 05:24:30

MOMOさん

追伸です。

風変わりなコケと感じるかも知れませんが、珍しいコケではなくて、樹の幹に付くコケとしては結構よく見られるものです。

ルーペで見ないと、サクの観察はできないでしょうが。肉眼では、緑のマットに黄色い粒をまぶしたような印象です。

2016/06/22 05:30:48