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タイトル 善性寺(ぜんしょうじ)【蔵出し】(10景)
投稿者 COSMOS 投稿日 2021/10/02 07:50:44
善性寺(ぜんしょうじ)【蔵出し】(10景)
説明 荒川区東日暮里にある善性寺は六代将軍徳川家宣の生母長昌院が葬られて以来、将軍家ゆかりの寺となったそうです。
家宣の弟の松平清武がここに隠棲し、家宣のお成りがしばしばあったことから、門前の音無川にかけられた橋に将軍橋の名がつけられたといいます。
善性寺の向い、芋坂下には藤の木茶屋(今の「羽二重団子」)があります。
藤の木茶屋についてはコメント欄に記載しました。

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コメント

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COSMOSさん

この羽二重団子は創業文政2年(1819年)のだんご屋さんで、夏目漱石や正岡子規、司馬遼太郎といった文豪たちの作品の中にたびたび登場しているそうです。
初代の庄五郎が芋坂の「藤の木茶屋」で、王子街道を従来した人々に団子を売ったのが始まりだそうで、この団子が「きめ細かく羽二重のようだ」と評判を呼んでこの名前がついたそうです。
この羽二重団子の横に丁度芋坂があり、慶応4年5月15日、上野の戦争で敗れた彰義隊数百人が日光へ逃げるため、この芋坂を駆け下りてきています。
その際に数名が羽二重団子の店に侵入、刀、槍を縁の下に投げ込み、野良着に変装したそうです。
またこの地は江戸文化開花期の文化文政の頃、芋坂も遥かな荒川の風光に恵まれたこの辺り日暮しの里は音無川のせせらぎと小粋な根岸の三味の音も聞こえる塵外の小天地であったことから正岡子規も「芋坂も 団子も月の ゆかりかな」と詠んでいます。

2021/10/02 07:50:59


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