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タイトル 本妙寺(ほんみょうじ)【蔵出し】(6景)
投稿者 COSMOS 投稿日 2020/06/08 08:06:04
本妙寺(ほんみょうじ)【蔵出し】(6景)
説明 豊島区巣鴨にある本妙寺です。
1657年(明暦3年)の大火(明暦の大火)ではこの寺のお焚き上げから火が出たとも伝えられています。
別名振袖火事とも言われています。(振袖火事についてはコメント欄をご覧ください。)
しかし本妙寺によると火元は近くにあった老中・阿倍忠秋の屋敷だったと言われ、その証拠に幕府から本妙寺に対して一切お咎がなかったとされています。
墓地には有名人の墓もあります。

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COSMOSさん

裕福な質屋・遠州屋の娘・梅乃(数え17歳)は、本妙寺に母と墓参りに行ったその帰り、上野の山ですれ違った寺の小姓らしき美少年に一目惚れします。梅乃はこの日から寝ても覚めても彼のことが忘れられず、恋の病か、食欲もなくし寝込んでしまいます。

両親に彼が着ていた物と同じ、荒磯と菊柄の振袖を作ってもらいます。しかし痛ましくも病は悪化、梅乃は若い盛りの命を散らします。両親は葬礼の日、せめてもの供養にと娘の棺に生前愛した形見の振袖をかけてやります。

当時、棺にかけられた遺品などは寺男たちがもらっていいことになっていたそうで、この振袖は本妙寺の寺男によって転売され、上野の町娘のものとなる。ところがこの娘もしばらくして病で亡くなり、数人の娘がこれを繰り返したといいます。

さすがに寺男たちも因縁を感じ、住職は問題の振袖を寺で焼いて供養することにします。住職が読経しながら護摩の火の中に振袖を投げこむと、にわかに北方から一陣の狂風が吹きおこり、裾に火のついた振袖は空に舞い上がり、たちまち大火事となり江戸の町を焼き尽くす大火となります。

2020/06/08 08:06:24


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