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平成の虚無僧一路の日記

一休と乞食 

2011年10月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



これも、江戸時代に創られた『一休関東咄』の
中の小話。

一休が、裸の乞食を見て、哀れみ、小袖を脱いで
差し出すと、その乞食は、喜ぶわけでもなく、礼も
言わず、その小袖に腕を通した。一休が「小袖を
もらって嬉しくはないのか」と言うと、その乞食
「おまえさんは、私に小袖をくれて、嬉しくない
のか」と。そこで一休、ハッと気づき「この乞食
はタダ者ではない。私の愚かさを晴らしてくれた。
ありがたや」と、乞食を伏し拝むと、乞食の姿は
忽然と消え、小袖のみが残っていた。

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虚無僧はこの“乞食”と同じ立場なのだ。布施
する方が「布施させていただけて有難うございます」。
なのだ。

喜捨いただくと、つい「ありがとうございます」と
言ってしまう私。すると「“有難う”は こちらの
セリフです」とたしなめられたことが、二、三度
あった。

よく、親が子供に「おまえが小さい時は、あれも
これもやってやったのに、恩知らずな」と愚痴る。

その時、あれもこれもしてあげることに、親は
十分喜びを感じていたはずだ。「子は親を喜ばせる
ために生まれてくるのだ」という話に通じる。

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