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「ある男」 

2023年01月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2022年/日本〕離婚して、幼い息子と一緒に、故郷宮崎に戻った里枝(安藤サクラ)は、町にフラリとやって来て、林業を手伝うようになった男・大祐(窪田正孝)と出会い、再婚する。娘も生まれ、幸せな日々が続いたが、大祐が、倒れた木の下敷きとなり、死亡。里枝は、一周忌に、疎遠だった大祐の兄を自宅に招くが、大祐の写真を見た兄から、これは弟ではないと言われ、驚く。では、大祐は一体何者なのか。里枝は、離婚の時に世話になった弁護士・城戸(妻夫木聡)に、大祐の身元調査を依頼。城戸の懸命の調査により、絡まった糸がほぐれるように、少しずつ、大祐の正体が分かってくる・・・。身元ってなんだろう、その人が、その人である証明ってなんだろうと、考えさせられる。戸籍があれば安心なのか。誰から生まれて、どこで育って、現在どこに住んでいて、肩書は何で・・・そんなものは、案外、脆いものなのかもしれない。簡単に書き換えられるのかもしれない、と思わされる。まぁ、私くらいいい年になれば、友達になるだけなら、その人の身元が何だろうと、あまり関係なくなるけど、この映画の主人公・里枝は、子供まで成した夫が、実は、何者か分からない、となれば、それは、真剣にもなろうと思う。調査依頼をされた城戸弁護士役の、妻夫木くんが本当にいい。私が元々、妻夫木のファンというのを差し引いても、その演技に見入ってしまう。もうおじさんの域に入った彼だけど、いいおじさんになっている。ずっと彼を見てきて良かった。身元といえば、城戸も、自分の、ある出自に、常にコンプレックスを抱えていて、それでも、懸命の努力で、今の地位を勝ち取ったような様子が垣間見える。そのおかげで、金持ちの娘を嫁にできたようだけれど、それでも、嫁の両親に頭が上がらず、また、様々な方面から、日々、傷つけられる事も多いようだ。そうか、そういう立場の人たちは、日々を、そういう思いで暮らしているのか、と、あらためて知ったような思い。オールキャストで、真木よう子や、仲野大賀が、短い出演時間で、出ているのも凄いし、個人的に、清野菜名って、めちゃめちゃいいな、と思った。評価 ★★★★☆

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