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平成の虚無僧一路の日記

ある教育者の会合で 

2011年10月22日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



「教育を考える」というフォーラムで、見るからに
おっかない顔つきの中学教師が、体験談を語った。

「ある男子生徒が、教職員用のトイレから出てきた。
けしからんヤツがいるもんだ。厳しく叱り付けて、
反省させた」と、得意げに話す。

はて、その子は、叱られて素直に反省しただろうか。
心の内では、その教師への“反抗心”を増幅したの
でないかと 私は思った。


別な団体での、高校教師の体験談には感動した。

「科学」が専門だが、荒れた問題校に配属となった。
大学に進学する子など ほとんどいない学校。「科学」の
授業など、みなソッポを向いて、まともに聞いて
いない。そこで、いろいろな実験をやらせることに
した。これには、興味をもつ子も でてきた。

次に、文化祭で、小中学生を対象に「理科の実験」の
実演をやってみせることにした。一回目は失敗だった。
うまく説明ができなかったのだ。

彼らは悔しがって、今度は上手くやれるように、何回も
練習した。そして土曜日に「理科の実験教室」を開催して、
小中学生を招くことにした。最初は 問題校だから、
誰も来てくれない。こちらから出張したり、地道な
活動で「市」の公認をとりつけ、各校から全校生徒が
集まるまでになった。

こうして、目標を与えて、自分達で学習させることに
より、授業への集中力が増し、○年後には、大学へ
進学する子も出るようになった。

その実績が かわれてか、転校先は、みな 荒れた学校
ばかり。それでもクサらずに、各高校で「実験教室」を
開くという地道な努力で、進学率が大幅にアップした。


そこに至る血のにじむ努力に、みな 真剣に聞き入り、
最後、「本日、文部科学省に 呼ばれまして、大臣から
『特別表彰』を受けました」と、「表彰状」を広げられ
たときには、もう割れんばかりの拍手が起こった。

こういう“あきらめない教師”の後に続く教師が
一人でも多く現れれば、ニッポンの将来は安泰だ。

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