メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

ホップステップエイジング

トリック 

2022年08月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



フランスの心理学者ニコラス・ゲガンが行った、パンケーキを2フランと1.99フランで販売した実験がありました。
結果は、2フランのグループは約45%の家庭に売れ、1.99フランのグループでは約60%の家庭に売れました。
わずか0.01フランの差にも関わらず、売上に15%もの差が表れたのです。
日本でも、スーパーマーケットや安売店のチラシを見ると、400円や5000円のようにキリの良い価格にすればいいものを、あえて398円、4980円などの価格をよく見ます。
ゼロの前を「8」にすると価格が安く感じる事を「端数価格効果」と言い、端数価格にする事により購買意欲を上げる効果を「端数効果」と呼ぶそうです。
なぜ端数を「8」にするのか。その理由は単純で、その方が安く見えるから・・・。
最大の理由は、「お得感」です。もっと端的に言えば、その方が売れるからです。
世の中にはそのトリックを知らない人の方が圧倒的に多く、又、人はキリの良い数字を基準に考える傾向にあるようです。
つまり398円は300円台であり、4980円は4000円台と感じるのです。
人は中途半端な数字を見ると、無意識のうちに「何か意図した値段なのか?」や「ギリギリまで安くしているのだろう」と考え、それ以上の値下げを要求しなくなるようです。
「1,500円相当」の商品に「1,980円」という値段が付けられているのを見た時に、「480円も値段を上げやがって!」と思うより、「お、20円お得!」と思う人の方が圧倒的に多いという事です。
ところが趣味用のカメラ・お祝い用のシャンパンなど嗜好品や贅沢品を買う時にはどうでしょう?
お買い得感をあまり重視しない人が多いようです。
これらの品物は「端数価格」より、むしろ「キリの良い価格」が買われやすい傾向にあるのです。
ブランド品や宝飾品にわざと高い価格を設定する理由は、価格自体が商品の良し悪しを左右する一因となる為でしょう。
いずれも特別感のあるものであったり、値段の高さで品質の高さをアピールしたりしています。
消費者もそれらを手に入れる事で、ステータスを手に入れたような、そんな心理になる事ができるのでしょうね。?

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ