メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

ホップステップエイジング

桜の雑学 

2022年03月31日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



陽射しの暖かさや道端の草花に春の訪れを感じています。
春を象徴する桜は近所の公園や神社、車の窓から眺める川べりの桜並木も息をのむほど美しく咲き誇っています。
焼津の桜はどこも満開のようで、この時期だけはこんなに桜の木ががあるんだと気付かされます。
華やかに咲き、散りゆく様も美しいものですが、花の見ごろは「花七日」と言われるほど短いものです。
調べてみたら桜にまつわる美しい言葉がたくさんありました。
花が咲く頃を「花時(はなどき)」と言いますが、特に桜が咲く頃をさし、人々は花時になると「桜狩(さくらがり)」に出かけて和歌を詠んだりしていました。
この桜狩が行楽としてくだけた表現になったものが「花見」で桜の下に「花筵(はなむしろ)」を敷き、食事をしながら桜を見物する今のスタイルになったそうです。
満開の桜は「花盛り」、満開になって散る桜を「零れ桜(こぼれざくら)」。
花びらが舞い散るさまは「桜吹雪」、水面に散った花びらが吹き寄せられて流れていく様子を「花筏(はないかだ)」と言います。
なるほど、筏流しに似ていますよね。
また、水面に散った花びらが敷きつめられた様子を浮き橋に見立てて「花の浮き橋」と表現します。
それから、水辺の桜が水面に映る様子を「桜影」といい、桜の木の陰を表す「桜陰」と分けて使います。
「たくさんの桜や人で花疲れしたみたい」
花見に行って疲れてしまうことを「花疲れ(はなづかれ)」と表現しています。
花疲れだなんて、なんとも風情のある言葉ですね。
情緒豊かな美しい言葉として幾つか覚えてみて、さりげなく桜言葉を活用してみたいものです。
桜の花には人間の持つ交感神経を刺激し、興奮状態にしてしまうエフェドリンが、桜の未熟な実には「アミグダリン」や「プルナシン」という青酸配糖体が含まれており、分解する過程で猛毒の青酸を発生させるそうです。
さらに桜の葉には肝障害を誘発するごくごく微量のクマリンという毒があります。
このクマリンによって桜の木の周りの草やそのほかの植物が雑草が育たなくなるのです。
それなのに桜餅に巻かれているのは桜の葉だというのはどうでしょう?
桜餅って、とってもいい香りがします。この独特な香りはクマリンの匂い。
ただ毒とはいえこの程度の少量であれば問題なしですって!
因みに桜餅には大きく分けてけて関東風と関西風がある事を知りました。
関東風桜餅の長命寺、これは クレープ状のお餅です。

そして 関西風桜餅の道明寺はまんじゅう状のお餅です。新しい食べ物がすぐ広まるのはさすが関西。

私の周囲で見かけるのはこの道明寺ですがねえ。
そんな中、しばし人々の目を楽しませた後、あっという間に散ってしまう桜。
こうした当たり前の風景と当たり前の暮らしがあるという事、生きているということは何よりの幸せです。
桜を見れば季節を感じる、そんな日本人の感性は、後世にも脈々と受け継がれてってほしいです。
?

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ