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ひろひろ48
最低賃金
2021年10月17日
テーマ:テーマ無し
昨年の日本の平均年収は、436万円(男性平均が540万円、女性平均が296万円)、70歳以上で厚生年金は月15万弱、持ち家じゃないと家賃5〜7万円くらい引くと
8〜10万円、光熱費、水道代2万円引いて6〜8万円。これで、食費、医療費、交通費など引くと、ほとんど余裕がない。国民年金だと6万くらいなので、貯えがないとバイトするしかない。平均年収ですが、ニュースにもなりましたが、韓国にも抜かれています。
報道やいくつかの書籍によると、日本人の生産性が低いからだと言われています。はたして、そうでしょうか?多くの大企業で、何千億円、何兆円と内部留保金がため込まれています。日本人は低い最低賃金で働かせているだけです。新聞報道によれば、正社員の給与も、最低賃金に押し下げられている傾向にあるそうです。ストライキもなし、デモもなし、あるのは派遣労働法とブラック企業。これでは給与はあがりません。政治にも大きな責任があります。
で、最近、出版された「時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?国会議員に聞いてみた」和田静香著の書評から:
新型コロナウイルスもそのひとつだが、世の中にはわからないことが多々ある。わからないのでわかる人(専門家)に訊くしかないのだが、わかるひとも「わかる」という役割をこなしているだけで本当はわかっておらず、それがわかると途方に暮れるのである。
「これからどうなっちゃうんだろう?」
相撲ライターの著者は息が詰まるほどの閉塞感と不安にさいなまれているという。ライターとしての仕事は減る一方だし、コロナ禍でおにぎり屋でのバイト(時給は最低賃金)もクビになった。単身の56歳。「私の不安は日本の不安」。そう考えた彼女は映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」に主演した小川淳也衆院議員のもとをたずねる、取材といえば取材なのだが、彼女は何をどう質問したらいいのか分らず、空いたから質問内容を訊き出すという徒手空拳なインタビューを敢行したのである。
高齢化社会、失業、社会保障・・。本当は何が問題で何を究明すべきなのか。税金とは何か?貨幣とは何か?という具合で原点からの問い直し。相撲でいうと下からの「突き上げ」のような問いかけで、小川議員はしばしば返答に窮するが、逃げることなく誠実に向き合う。とはいえ政治には「これで解決」というような正解がないので、著書の「モヤモヤ」は晴れない。大体、自分のようにギリギリで生きている人のことをどう思っているのか?と切り出すと、小川議員は「みなさんの人生はどれも誇るべき、誇らしい、尊いものです。それは俺にとっても他人の誰かじゃない。おふくろであり、おやじであり・・」と答えながら泣をぬぐったという。泣き落としのようだが、著者が求めていたのはこうした言葉だった。
戦後の教科書(民主主義、文部省、1948年〜53年使用)に記されていたように、日本の民主主義は政治のシステムではなく、「人間の尊重」である。人のことを思って泣ける感性。日本(自分)の将来についても、いったん思い切り泣いてから考えたほうがよいのかもしれない。(評 高橋 秀実:ノンフィクション作家)
<引用以上>
自公政権は「同一労働、同一賃金」の実現と言ってましたね。男女同一賃金、正規、非正規同一賃金、、最低賃金に合わせることだったのか??生産性が低い?賃金を低く抑えているからでは?
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