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思いのままに

熊の太郎 

2021年09月26日 ナビトモブログ記事
テーマ:動物・ペット

1年ぶりに太郎に会いに出かけた。
ツキノワグマ太郎は
今はもう30歳。
人間に直したらもう90歳にもなるそうだ。
1年ぶりということで
もしなくなってたらどうしようかという思いもいっぱいだった。

曲がりくねった狭い山道をクネクネ登る。
お天気がイマイチだというのに結構車の量が多い。
生石高原はススキの香典として有名で
ここ数年この時期の登山者がかなり多くなっている。

ぼくはツキノワグマの太郎に会いたいのでそちらに向かう。
太郎へのお土産は落花生300g入り。

太郎と花子の家についたらいつになく多くの人がいる。
日曜なのでNPO法人の人たちが太郎たちのお世話に大勢登ってきていた。
熊の太郎に会いたいと親子連れの人も何組か来ていた。
お世話の人にちょっと挨拶して
早速太郎の檻の前に行って「太郎」と声をかける。
そしたら餌をあげるところにやってきて餌をねだる。
その姿がとても可愛い。
降りの後ろの世話するところに行くと
手を伸ばせば体に触れることができるくらいの距離で落花生をあげた。
さすがにそこまで近づくと迫力がある。

ぼくの呼ぶ声に反応してこちらにきたことも又愛おしい。
もってきたお土産の落花生の殻を上手に割って実を食べる。
そしたら隣の花この檻の中にもツキノワグマが…
ビックリしてよく見たら檻の名札にはくまこ。
世話係の人に聞いたら
石川からやってきた1歳半の子だという。
やはり母熊が撃たれて穴の中で鳴いていた2頭の子熊の1頭だということ。
太郎に友だちができてうれしいことだが
母熊を殺されて悲しい思いをした熊がまたできたことで複雑な気持ちに。

太郎もくまこも落花生を何度もねだるので
持ってきた300gはあっという間になくなってしまった。
リンゴやキウイも好きだという。
人参も大好物だと…
今度行く時にはもっといっぱいお土産を持って行ってあげようと
思った1日であった。

ところでここにいたもう1匹のイノシシ。
この子も小さな小さなウリ坊の時
1匹でうろうろしてたところ保護された子だったらしい。
くまでを孫の手代わりに体かいてもらうのが大好きだとか…
この子にもお土産持って行ってやらなくちゃあ〜(^_-)-☆



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まさりんさん

onさん

ヒグマも基本的には同じです。
住む場所によっては少しは食べ物は違いますが
基本的にヒグマも植物食が多いらしいです。

落花生が好きであげたら近寄ってきます。
かわいくてたまりませんが
こんなところで保護されて暮らすことなんか
もともとちっとも望んでなかったはずです。

紀伊半島では個体数もずいぶん少なくなってるということです。
なんとか命をつないで行ってほしいものです。

2021/09/27 15:21:29

お友達??

まさりんさん

月輪クマですね。

クマと言うとヒグマのように凶暴な動物の

イメージでしたが、主に植物、木の実を食べている

そう。onさんのお顔は覚えてたみたい?

2021/09/27 13:46:22

まはろさん

onさん

太郎は何も悪いことはしていません。

30年前
母熊と冬眠中木の洞の中でいたところを山猟師に母熊が殺されて
中にいた子熊で保護されて育てられ今日に至ります。
熊に限らず野生の動物はひとたび人間に育てられると
自然界に返されても生きてはいけません。

そんな過去を持つ太郎が
同じ生い立ちの花子とここで暮らしていましたが
花子は3年前に高齢で亡くなりました。
今回ここに新しくやってきたくまこも
同じ生い立ちの若い熊です。

あちこちで熊が人里に現れたといって駆除されています。
とても悲しいです。

今年も太郎に会いに行きましたが
高齢なのでまだ生きてるのかとても心配でしたが
元気な姿を見てうれしくて涙がこぼれました。

お土産の落花生を喜んで食べてくれて
そのことがまたとてもいじらしく思えました。

2021/09/27 06:40:21

優しい

まはろさん

onさん

優しい・・
胸にジーンときました

2021/09/27 03:53:38

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