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じいやんの日記

共生社会は実現できたか? 

2021年09月06日 ナビトモブログ記事
テーマ:日記

パラリンピックが幕を閉じた。
各国から集ったアスリートがハンディを乗り越えて限界に挑む姿は人間の可能性を知らしめたと誰もが感じたでしょう。
しかし、多様な個性を認め合う「心のバリアフリー」を広めるレガシー(遺産)を残せたのかと言うと、必ずしも成功したとは言い難い。

「共生社会」とは・・・定義上では
これまで必ずしも十分に社会参加できるような環境になかった障害者等が、積極的に参加・貢献していくことができる社会である。
それは、誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合い、人々の多様な在り方を相互に認め合える全員参加型の社会である。

オリパラでは・・・・

「選手たちを支えるコーチやボランティアの姿を目にすることで、支え合うことの大切さを学べた。自分も取り組んでいきたい」
と子供たちの意見もあった。

しかし、施設や道具は一時的な費用で対応できるが、心のバリアフリーや人間として自立はまだまだでしょう。

私の故郷の「太陽の家」創始者の故中村裕医師は、「保護より働く機会を」と言っていた。

障害者たちを保護するのではなく、一般人と同じように仕事をして、本当の意味で自立できているでしょうか?

多様性を理解し、生きづらい人が感じる社会のバリアの解消はハードとソフトの両面でまだまだ不十分だと思います。
高齢化が進む中で、誰もが避けては通れない課題でもある。

莫大な費用をかけて、開催する大会ではなく、日常生活をしっかり「共生社会」と言えるようにすべきでしょう!



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