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「幽霊暁に死す」 

2021年05月31日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1948年/日本〕小幡小平太(長谷川一夫)と美智子(轟夕紀子)は、今、まさに、教会で結婚式を挙げている最中。親戚も友人も参列しない式だが、それでも幸せいっぱいだ。すると、式の最中、教会のドアが開き、風が吹き込んでくる。不思議な風だ、なんだろう。新婚生活を始めた2人だが、小平太は、あることが原因で、勤務していた小学校の教師を解雇されてしまう。兄に就職を頼みにいった小平太だが、相手にされず、仕方なく、当面の間、夫婦で軽井沢の別荘で暮らすことにする。「幽霊屋敷」と呼ばれている、その別荘の、蜘蛛の巣と埃を払い、怖々暮らし始めた2人の前だが、なんと、小平太の父(長谷川一夫・二役)の幽霊が現れた。父は自分の残した財産を、親戚の者が横領しているため、成仏できないと言う・・・。タイトルに「幽霊」と付いているけれど、ホラーではなく、ロマンティックコメディ。出だしから、とても可愛い。長谷川一夫さんと、轟夕紀子さんが、結婚式を挙げたあと、どちらからプロポーズしただの、新婚旅行はどうするだの、甘い会話が繰り広げられる。轟さんは、旅行先が熱海だと聞いて、5泊ほどできると思っていたのが、なんと、日帰り(笑)。でも、それでも、怒らない。彼の事が好きだから、日帰りだって楽しい旅行。その後、紆余曲折あって、2人は、軽井沢の山奥にある別荘に行くのだけれど、そこで遭遇するのが、長谷川さんの父親の幽霊。これ、長谷川さんのファンにはたまらないんじゃないだろうか。幽霊を演じているのも長谷川さんで、まだ若く、美しい長谷川さんを、これでもかと堪能できる。私でいえば、妻夫木君か、斎藤工くんが、2人出てきたようなものだ(笑)。しかも、幽霊の父親は、死んだ時のままなので、年齢は息子と同じくらいで、轟さんに恋心を抱いたようなフシがあり、絶妙な三角関係となるのも、味わいがあっていい。彼らの別荘というのが、これまた素敵。最初は、蜘蛛の巣だらけで怖いけれど、綺麗にすると、それはそれは、モダンな洋館に。あんな家に住んでみたい。評価 ★★★☆☆

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