メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

のんびり。

「明日の食卓」 

2021年05月19日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2021年/日本〕神奈川県在住のフリーライター・石橋留美子(菅野美穂)は、カメラマンの夫と、長男・ユウ、次男・タクミの4人暮らし。最近、立て続けに仕事が入り、家事と子育てに、いっぱいいっぱいの日が続いている。静岡県在住の専業主婦・石橋あすみ(尾野真千子)は、夫の実家の隣に家を建ててもらい、一人息子・ユウを育てている。姑との仲は決して悪くはないが、どこか緊張を強いられる毎日。大阪在住のシングルマザー・石橋加奈(高畑充希)は、バイトを掛け持ちしながら、息子・ユウを育てるのに必死・・・。試写会で観た。全員が、同じ「石橋」という姓で、全員が、同じ「ユウ」という名前の、10歳の男の子を育てているという、一見どこにでもありそうな、母の姿を描いたオムニバス映画。観始めた時は、なんだか軽い印象だったので、この3人が、それぞれに、大した問題でもない問題に、緩く立ち向かっていくのかな、なんて思っていたのだけれど、話が進むにつれ、ズシーンとくる。重くて、気持ちが暗くなる。最初は、高畑充希さんのパートが息苦しかった。他の2人には夫がいる。多少、何かあっても、いざという時、頼れるではないか。高畑さんは、彼女が倒れたら、全てが立ちいかなくなる、と。けれど、大変なのは高畑さんだけではなかった。菅野美穂さんは、仕事と家庭の両立、さらに、フリーのカメラマンだった夫が、無職になってしまい、ストレスマックスの状態に追い込まれる。尾野真千子さんは、生活にはゆとりがある。むしろ、暇すぎると言っていい。しかし、息子のユウにイジメ問題が勃発すると、夫から、一日中のんきに家にいて一体何をしていたのかと、責められる。ありきたりな感想だろうけど、日本中の誰もが「石橋さん」であり、全ての子どもが「ユウ君」であり、映画の中の事は、全ての人に起こり得る事なのだろうと思う。殆どのケースが、大きな事件に発展しないのは、人に、理性と、我慢と、赦しがあるからで、あと1センチ踏み出したら、どうなるか分からない危うさを含んでいるのは、誰もが同じなのだろう。評価 ★★★☆☆

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ