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「ベルリン・アレクサンダープラッツ」 

2021年05月17日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2020年/ドイツ〕アフリカから、ドイツ・ベルリンに不法入国したフランシスは、この地で、真面目に生きようと心に決めていた。しかし、難民のフランシスに、働ける場所は少なく、そんな中、裏社会で生きるチンピラ・ラインホルトと知り合い、次第に、悪に手を染めてゆく。ある時、娼婦のミーツェと出会い、恋に落ちたフランシスは、ミーツェの妊娠を機に、金を稼ぐため、ますます悪行に精を出すようになる。しかし、狡猾なラインホルトの罠にかかったミーツェは・・・。試写会で観た。観終わって、これを書くに当たって、色々調べていて、とても驚いた。なんと、この映画の原作は、1929年にドイツで出版された小説なのだそうだ。100年近く前に書かれた小説とは全く感じさせない。もちろん、舞台は現代に直してあるのだから、当たり前と言われればそれまでだけど、まるで違和感がないまま、最後まで観た。逆にいえば、ヨーロッパでは、100年も前から、難民の問題があったという事なのか。ただただ、真面目に生きたいと願っていた、アフリカからの難民・フランシスなのに、世の中は冷たい。フランシスは、真っ当な教育を受けていたら、おそらく、相当頭がいいのではないかと思われるような知性が垣間見られ、そのせいか、悪の道に入っても、そこで、リーダーのような存在になってゆく。けれど、それに嫉妬するのが、チンピラのラインホルト。こやつは、大勢の中にいたら、全く目に留まらさなそうな、小物なんだけど、どこかサイコパスのような要素があり、人の痛みを、痛みとも思わない、人間の感情がないような男。蛇のように気持ちが悪い。フランシスの恋人・ミーツェは、物事をあまり深く考えない女のようで、そんなラインホルトの呼び出しに応じてしまう。そっちへ行ったら駄目ー!と言いたくなる方へ、行ってしまうのだ。3時間以上の長い映画。特にラスト40分の緊張感はハンパない。評価 ★★★★☆

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