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緊急事態宣言に於ける国立演芸場の対応 

2021年05月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:古典芸能

国立演芸場は、3回目の緊急事態宣言が発令されると、即刻、当初の期限である5月11日までの休演を決めた。
ところが、宣言の期限が5月31日まで延期されても、休演期間を延長するか否かについて、直ぐには発表が無かった。
国立劇場のHPで、「緊急事態宣言延長に伴う今後の主催公演の実施について(2021.5.8)」と題する、お知らせが掲載された。
要約すると、「政府等の要請を確認の上、HPで知らせる」というのである。
今までは率先して安全対策を講じていたようだが、随分とスタンスが変わったと思った。

気が付いたのは昨日の朝だが、「【重要】緊急事態宣言の延長に伴う主催公演の対応について(2021.5.9)」という、お知らせが掲載された。
「感染拡大予防対策を徹底して、公演を実施する」との、記述を読んで驚いた。
今までは、チケットの発売率を50%前後に抑えていた。
しかし、5月は、300席中292席(97%)と、殆ど入場者数を制限していないのだ。
“何が対策を徹底してだ”と、思った。

5月8日のブログで、「公演の中止期間は延長されると思うが、何れにせよ観に行かないことにした」と、書いた。
通常、購入したチケットの代金は、休演にならない限り払い戻しはされない。
だから、チケット代を無駄にしても、止むを得ないと思った。
お知らせをよく読むと、「感染拡大予防の為に観劇を止める場合は払い戻しに応じる」と、記載されていた。
早速、指示に従い、電話でキャンセルしてから、所定の依頼書をダウンロードし、チケットと共に国立劇場へ郵送した。

国立演芸場は、緊急事態宣言が延長されても、直ぐに対応を発表しなかったのは、可能であれば公演を再開したいと思っていたのは間違いないだろう。
政府の要請を確認した結果、公演を実施することにしたのは、政府と東京都の方針が異なるのは明らかだ。
この事に関する見解は、別の機会に譲るが、方針の相違は決して好ましい状態ではない。
また、国立演芸場の方針が変わったのは、年度替わりに人事異動があったのかもしれない。
何れにせよ、「自助>共助>公助」の時代だから、自分の身は自分で守るしかないのだろう。

   *****

写真
2021年5月10日(月)の昼餉(冷やし中華)と夕餉(麻婆豆腐)

御礼
「仙元山に再挑戦」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りて御礼申し上げます。



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