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ドロップシッピング新米店長たのきんの挑戦奮闘記

マイラーズC　

2021年04月20日 外部ブログ記事
テーマ：テーマ無し


下馬評を否定しながら臨むレース−マイラーズC−ケイデンスコールに再び、スポットライトが当たることがあるなんて・・・正直、思いもしなかった。「2年前に終わった馬」だったけれど、じわじわ立て直してきて、年始の京都金杯で久々の勝利。「スーパーG2」の中山記念で2着になって、伝統ある今週のマイラーズCでも1番人気に推されそうな勢いである。2年前に「2021年のマイラーズCの1番人気はケイデンスコールですよ」と、言っても全然信じないだろう。それくらい目立てていない期間が長かった。まぁ、もっと言えば、今、この瞬間も「ケイデンスコールが1番人気で本当に良いのか?」と苦悶していたりする。そりゃサンデーレーシングで、ケイデンスコールに出資している会員からすれば、「本格化した!」「安田記念でも期待できる!」と、ワクワクしている気持ちもわからなくはない。だが、ちょっと待って欲しい(朝日新聞のイメージ)。2年前のNHKマイルカップ以降、ケイデンスコールが苦しんでいたのはわかるけれど、リステッド競走で着を拾うのがやっとだった馬が、いきなり重賞で頭角を示すものだろうか?実際、京都金杯は12番人気の低評価だったし、活きの良い4歳馬が居ない中で…つまり、ロートルしか居ない中での1着だった。もっと言えば、「スーパーG2の」中山記念も、今年はお世辞にもハイレベルとは言えないメンツだった。そこでの2着に本当に価値があるのか?ここはしっかりと見定めるべきだろう。とはいえ、今年のマイラーズCもそこまでレベルが高いか…と問われると何も言えず。ケイデンスコールは疑えても、「いやいや、この馬が居りまっせ。」と、言い難い状況でもある。エアスピネルもエアロロノアもどちらも、もう一つ決め手が…って感じだし、ギベオンやアルジャンナというディープインパクト産駒も、有力候補ではあるもののどうも頼りない。穴馬の存在も枯渇気味なのが、今年のマイラーズCの悩ましいところではある。一応、気に留めておいた方がいい馬がいないわけでもないので、今回はそれを明言することで、今週の方針を示したことにさせていただきたい。乗り役・陣営ともに派手さはないけれど、阪神マイルコースで抜群の相性を誇るラセットはどうだろうか。阪神コースはと見どころ十分。そのほとんどが上がり最速で、前走の六甲Sも勝ち馬とは0.1秒差だった。しかも自身の上がりが33.8秒、次点の馬が34.2秒なので、1頭だけ「段違い」の数字を叩き出した…と言えるのではなかろうか。また馬場が稍重だったことも考慮しなければならず、G2としては低調な相手関係のここは、一発あっても不思議ではない。馬場もさすがに荒れてきているし、先週も比較的差しが利いていたので、上手く進路が確保できれば、ゴール前に顔を覗かせるシーンがあるだろう。実際、週末にかけて、ケイデンスコールらを筆頭に、何かしらの確信めいたものがなければ、ラセット本命という選択肢も無いわけではないと思う。とにかく今週のマイラーズCは下馬評通りには決まらないと思っている。

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