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「じゃりン子チエ」 

2021年04月18日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1981年/日本〕大阪で暮らす、小学5年生の少女・チエ(声・中山千夏)は、父親・テツ(声・西川のりお)がどーしようもない男なので、子供ながら、たった一人で、ホルモン焼き屋を切り盛りしている。テツは、博打と喧嘩に明け暮れる毎日で、生活は、チエのホルモン焼き屋の売り上げに頼っている。チエの母・ヨシエは、テツに「出て行け!」と言われたことを真に受け、現在は、別居中。しかし、テツに内緒で、チエと時々会っている。チエはヨシエが大好きだ。ある日、テツと敵対している、ヤクザの親分の飼い猫・アントニオが、チエの飼い猫・小鉄と喧嘩し、数日後、アントニオが死んでしまう・・・。漫画、「じゃりン子チエ」は、コミックスを全巻持っているくらい好きだけど、映画も、テレビアニメも観たことがなかった。今回、劇場にかかったので、やっと観る事ができて、嬉しい。にしても、考えてみると、この漫画、絶妙なバランスの上に成り立っている話なんだなぁと、つくづく思う。というのも、チエを取り巻く人々は、本当に、真っ当な人ばかり。たった一人、父親のテツだけが、いつも平和をぶち壊してくれる。チエの母のヨシエは、よくテツのような男と結婚したな、と思うような、優しく、美しく、最高の母親だし、テツの両親は、どーしようもない息子に厳しくあたる。いつもチエの心配をしてくれて、実の息子より、嫁のヨシエのほうが、よほど仲が良い。他にも、学校の先生にしろ、近所の人にしろ、みんないい人ばかりだ。つまり、真っ当な人が1,000人束になっても、テツが一人いるおかげで、全てがおかしな事になってしまうという(笑)。私から見ると、テツはヤクザそのものなのだが、テツ自身は、ヤクザが大嫌い、というのも、よく分からない(笑)。組に属していないだけ、な気がする。そんなテツと、ヨシエの距離感が、本当に微妙で、これが夫婦なのか、と思うような感じが可笑しい。テツは、別居してるヨシエとたまに会うと、照れるのか、あがってしまうのか、必要以上に、冷たかったり、素っ気なくなる。特に、漫画だと、その辺の感じが絶妙。テツはロクデナシだけど、女性関係は綺麗なようだ。この映画、西川きよし、横山やすし、島田紳助、松本竜介、京唄子、鳳啓助、オール巨人、オール阪神、芦屋雁之助、桂三枝、笑福亭仁鶴などなど、関西の大物芸人さんたちが声優を務めていて、大変に豪華。久し振りに、あの漫画特有の世界観を味わった。評価 ★★★☆☆

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