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ドロップシッピング新米店長たのきんの挑戦奮闘記

皐月賞(G1) 

2021年04月14日 外部ブログ記事
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?皐月賞(G1)血統的考察先週の桜花賞(G1)は、好位から早めに抜け出した▲ソダシ(2番人気)が◎サトノレイナス(1番人気)の追い込みをクビ差抑え、デビュー5連勝で牝馬クラシック一冠目を獲得しました。前後半800mずつのラップは45秒2-45秒9。ハイペースにもかかわらず後半もほとんどバテることなくハロン11秒台を刻み続けました。▲ソダシ、◎サトノレイナス、△ファインルージュ、△アカイトリノムスメの上位4頭はクビ、1/2馬身、クビ差で、そこから3馬身離れて○アールドヴィーヴルが5着。オークスは今回の上位4頭と、別路線組のスタミナタイプに注目したいところ。さて、今週は皐月賞(G1・芝2000m)。昨年の1、2着馬、一昨年の1着馬は、年明け緒戦のぶっつけ本番だった。今年は有力馬と目される馬たちの大多数がトライアルを使って本番に臨む。ちなみに、過去10年間の皐月賞馬の前走レースを調べると、共同通信杯4頭(1着3頭、2着1頭)、スプリングS3頭(1着2頭、2着1頭)、ホープフルS2頭(いずれも1着)、毎日杯1頭(いずれも1着)となっている。弥生賞(G2)は2着が5回あるものの勝っていない。【エフフォーリア】「エピファネイア×ハーツクライ」という組み合わせ。アドマイヤムーン、スリープレスナイト、ケイティーズプライドの近親にあたる。2歳時に新馬戦(札幌芝2000m)と百日草特別(1勝クラス・芝2000m)を連勝し、今年2月の共同通信杯(G3)で無傷の3連勝。3戦目の共同通信杯は後続に2馬身半差をつける完勝で、2着ヴィクティファルスは次走スプリングS(G2)を、3着シャフリヤールは毎日杯(G3)を勝っており、メンバーレベルは高かった。父エピファネイアは牝馬三冠馬デアリングタクト、アメリカJCC(G2)を勝ったアリストテレス、ホープフルS(G1)2着馬オーソクレースの父で、とくに芝中長距離での実績が素晴らしい。本馬は母の父がスタミナ型のハーツクライなので、前走の1800mよりも今回の2000mのほうが競馬はしやすくなる。エピファネイア産駒は中山芝2000mで連対率24.5%。2011年以降、当コースで産駒が20走以上した70頭の種牡馬のなかで第4位。優秀な成績だ。トビの大きい豪快なフットワークなので、一見広いコース向きかと思いきや、好位で折り合う器用さがあり、デビュー戦で札幌芝2000mを難なく勝っている。死角を挙げるとすれば、百日草特別、共同通信杯ともスローペースの上がり勝負だったこと。皐月賞は、1000m通過「58秒9」(過去10年間の良馬場平均)という引き締まった流れになるので、瞬発力よりもスピードの持続力が重要なファクターとなる。そうした競馬となった際に、これまでのような強さを発揮できるかどうかは未知数だ。しかし、軽い瞬発力タイプの血統ではなく、重厚なスタミナ型の血統なので、むしろそうした流れになったほうがより強さが引き出される可能性もある。【ダノンザキッド】ホープフルS(G1)など3戦全勝で2歳王者となったあと、年明け緒戦の弥生賞ディープインパクト記念(G2)で3着。1000m通過62秒6という超スローペースの5番手を追走し、1、2番手を走りそのまま流れ込んだタイトルホルダー、シュネルマイスターをとらえきれなかった。当歳時のセレクトセールで1億円(税抜)の値がついた高馬で、ジャスタウェイ産駒であることを考えれば、馬のデキがかなり良かったと推察される。半兄ミッキーブリランテ(父ディープブリランテ)は阪急杯(G3)2着馬。母の父ダンシリはハービンジャーの父で、ブルードメアサイアーとしてきわめて有能。連対率28.0%と素晴らしい実績を挙げている。ダノンザキッドのほかにミッキーチャーム(阪神牝馬S、クイーンS)、シャドウディーヴァ(フローラS-2着、府中牝馬S-2着)などが出ており、後者は父がハーツクライなので、ダノンザキッドと配合構成がよく似ている。ジャスタウェイ産駒のなかで最も多くの本賞金を獲得しているヴェロックスは、一昨年の牡馬クラシックで皐月賞(G1)2着、日本ダービー(G1)3着、菊花賞(G1)3着と、勝てないまでもすべて馬券圏内に入る活躍を見せた。本馬はそれに並ぶ素材。ただ、ホープフルS(G1)のレース内容は、同日の2歳未勝利戦(勝ち馬タイムトゥヘヴン)と比較してわずか0秒2しか上回っていないという平凡なもの。1000m通過は未勝利戦よりも0秒1速かったので、ペースが遅かったため全体時計が掛かった、というわけでもない。前走はスローペースにハマったとはいえ、それを覆すほどのパフォーマンスは披露できず、上がり3ハロン34秒2はメンバー中最速とはいえ、4着ソーヴァリアントと同タイム。決して飛び抜けた脚を使ったわけではない。クラシックを勝つにはもっとパフォーマンスを上げていく必要がある。一度叩いた上積みを期待したいところ。【ディープモンスター】「ディープインパクト×ベラミーロード」という組み合わせ。母シスタリーラヴはカナダの古馬牝馬チャンピオンで、オールウェザー8.5ハロンの米G3を勝っている。母の父ベラミーロードは本邦輸入種牡馬トビーズコーナーの父。本馬の全兄ダノンアレーは毎日杯(G3)3着馬だが、勝ち星を挙げた2勝はいずれもダート。本馬は芝向きに出ている。ここまで4戦3勝(2着1回)という好成績で、母方に入るスタミナ型のディキシーランドバンドの影響か、1、2戦目の2000mよりも、3、4戦目の2200mのほうがレースぶりがいい。距離が延びてこその馬で、2400mならさらに良さそうだ。前走のすみれS(L)はスタート直後に大きく外にヨレるという粗相があったが、ラストはディープインパクト産駒らしい伸びを見せて格の違いを見せつけた。とはいえ、今回は相手が格段に強化され、勝負どころの反応が鈍いタイプだけに中山替わりはプラスとはいえない。距離短縮もマイナスだ。【ステラヴェローチェ】「バゴ×ディープインパクト」という組み合わせ。昨年7月の阪神新馬戦(芝1600m)を勝ったあと、休み明けのサウジアラビアロイヤルC(G3)は道悪をものともせず大外一気の追い込みを決めた。暮れの朝日杯フューチュリティS(G1)はメンバー中最速の上がり33秒5で2着。前走の共同通信杯(G3)は1番人気に推されたものの5着と敗れた。他馬よりも1kg重い57kgの別定重量を背負い、スローペースの中団に控えたことで差を詰め切れなかった。父バゴは軽種馬協会静内種馬場に繋養されている種牡馬で、クロノジェネシス(有馬記念、宝塚記念、秋華賞)、ビッグウィーク(菊花賞)などを出している。全体的な成績は目立つものではないが、それは日高の牧場がメイン顧客で、繁殖牝馬の質が高いとはいえないので致し方ない。バゴに限らず軽種馬協会所有の種牡馬はそうした傾向が見られる。ただ、ノーザンファームの生産馬に限れば出走4頭すべてが勝ち上がり、クロノジェネシスと本馬が重賞を勝ち、ブラックバゴ(京成杯2着、ホープフルS3着)が重賞2着となっている。バゴはヨーロッパ血統だけに切れるタイプではない。直線の長いコースよりは小回りコース、外回りコースよりは内回りコースに向いている。1着よりも2着が多いのも特徴で、東京コースではまさにそうした傾向が見られるが(1着13回、2着17回)、中山コースではしっかり勝ち切れる(1着20回、2着9回)。中山コースのなかでも芝2000mがベスト。連対率25.0%は、2011年以降、当コースで産駒が20走以上している70頭の種牡馬のなかで第5位と優秀な成績を挙げている。産駒のコマノインパルスは京成杯(G3)を勝ち、ブラックバゴは同レースで2着となっている。過去10年間、良馬場で行われた皐月賞の1000m平均通過タイムは「58秒9」。ペースに緩みがなく、瞬発力よりもスピードの持続力が問われるレースといえる。昨年の有馬記念(G1)はバゴ産駒のクロノジェネシスが勝ったが、ラスト3ハロンは36秒2を要した。バゴ産駒はこうした消耗戦に強い。ステラヴェローチェ自身、800m通過45秒2というレース史上最速ラップを記録した昨年暮れの朝日杯フューチュリティS(G1)で2着と健闘している。速いペースの競馬になれば持ち味を発揮できる。週末は雨の予報なので、馬場が悪化すれば大きな追い風となる。皐月賞に強い血統は、サドラーズウェルズ、ヌレイエフ、ロベルト、リボー系、ドイツ血統といったヨーロッパ血統や、アメリカ血統ならエーピーインディ、日本で供用された種牡馬ならステイゴールドやトニービンなど。要するにスピードの持続力を強化する血を抱えた馬が好走している。たとえばディープインパクト産駒でも、16年の優勝馬ディーマジェスティはロベルトとサドラーズウェルズを、17年の優勝馬アルアインはエーピーインディとリボー系の血を持っていた。調教の動きや枠順などを加味しつつ、週末に最終結論を出したい。

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