メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

のんびり。

「ゴッドファーザー PART3」 

2021年03月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1990年/アメリカ〕1979年。コルレオーネファミリーのドンとして君臨していたマイケル・コルレオーネ(アル・パチーノ)も60代。彼は全ての事業を合法化し、裏社会からの脱却を目指していた。彼が設立した、「ヴィトー・コルレオーネ財団」は、バチカンに多額の寄付をした功績が認められ、法王から勲章を賜るという、最高の栄誉を受ける。しかし、その式典で久し振りに会った長男のアンソニーは、法曹界で身を立ててほしいというマイケルの願いを退け、音楽の道に進みたいと言う。反対しかけたマイケルだが、元妻・ケイ(ダイアン・キートン)のとりなしで、アンソニーの意志を尊重する事を決める。マイケルは、長兄の息子・ヴィンセント(アンディ・ガルシア)を自分の後継者と決め、帝王学を学ばせようとするが、兄の気性を受け継いだヴィンセントは、短気で、火の付きやすい性格だった。さらに、マイケルの最愛の娘・メアリー(ソフィア・コッポラ)がヴィンセントを愛し合うようになり・・・。「ゴッドファーザー」シリーズ、三作目にして、最終章。3本の時間を合計すると約9時間という長い映画だけど、その世界観に浸った。映画の感覚がずっと体に纏わり、気が付くと、「ゴッドファーザー 愛のテーマ」をくちずさむ日が続いている。この3でアル・パチーノ演じるマイケルを見た瞬間の、最初の印象は、「あぁ、彼も年を取った」。見た目は当然として、自分の人生のまとめに入っているような。「裏」から「表」へのシフト、そして、バチカンから表彰されるという。それはどういう事なのだろう。完全な権力を手に入れた者は、次に名誉が欲しくなるのか、それとも、今までの罪の贖いなのか。いや、マイケルは元々は、裏社会で生きる父の稼業を嫌っていた。表社会に出る事は、彼の本来の姿に戻るという感覚だったのかもしれない。ただ、バチカンも、決して、ご清潔なだけの場所ではなく、ここではここで、やはり金と争いが渦巻いている。いずこも同じ、という事だ。それから、最後までマイケルは、次兄・フレドへの罪の意識に苛まれ、フレドの呪縛から逃れられないように思える。そして、それはマイケルだけでなく、彼を取り巻く全ての人にとっても、公然の秘密のような出来事。フレドの事が、何度もセリフに出てくる。そして、観た事のあるかたなら、分かるであろう、あの劇場の外階段での場面。何という事・・・。ケイの悲鳴、マイケルの嘆き・絶望。私も泣かずにいられなかった。同じ..

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ