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「ゴッドファーザー PART2」 

2021年03月09日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1974年/アメリカ〕1901年。シチリア島のコルレオーネ村で、アントリーニ家の父親、母親、長男が、地元のマフィア・チッチオに殺害される。9歳の次男のヴィトーだけが、辛くも島を逃げ出し、船でアメリカに辿り着いた。英語が話せないヴィトーが、入国管理局で、「ヴィトー・アントリーニ。コルレオーネ村出身」と書いた札を見せると、係官は名簿に、「ヴィトー・コルレオーネ」を記載した。大人になったヴィトー(ロバート・デ・ニーロ)は、結婚し、子供をもうけた。その頃、ニューヨークでは、イタリア系のマフィアのドン・ファヌッチが幅を利かせ、皆、苦しんでいた。同じイタリア人が、なぜイタリア人を苦しめるのか。理解できないヴィトーは、ファヌッチを殺害する・・・。1958年。ヴィトー亡きあと、ファミリーのドンとなった三男のマイケル(アル・パチーノ)は、完全な権力を手にしていたが、その生活は必ずしも、穏やかなものではなかった。常に誰かに裏切られ、命を狙われ、そして、妻のケイ(ダイアン・キートン)は、第三子を無断で中絶し、「あなたとはやっていけない」と離婚を申し出る・・・。昨日書いた、「ゴッドファーザー」の続編。本作は、一代でファミリーを築いた、ヴィトー・コルレオーネが、アメリカにやって来た経緯と、どのようにして、アメリカでのし上がったのか、そして、彼の跡目を継いだ、三男のマイケルの苦悩が、交互に描かれる。こうして観てみると、ヴィトーがいかに凄い人物だったかが分かる。確かに彼は怖い人間に違いないけれど、「許す」という心を持っているように思える。数々の悪事をしてきただろうし、憎しみを持った相手には容赦がない。でも、それでも、どこか寛大な心があり、人々から慕われた。最初の妻と、別れる事もなく、生涯、添い遂げた。そういえば、ヴィトーが若かりし頃、子供が一人ずつ増えてゆき、その度に、「ソニー」「フレド」「マイケル」と名を呼ぶ、その様子に、あぁ、この赤ちゃんが、将来ああなるのか、と思うと、めちゃくちゃ感慨深いものがあった。ヴィトーは、死に方も、一般の人でも、「羨ましい」と思われる最期だったと思う。転じて、マイケル。彼も、彼なりに一生懸命だけど、どこかいっぱいいっぱいで、余裕がなく、父のようにはなれない。そして、「1」で、「兄弟の性格の違いが面白い」と書いたように、本作では、兄弟の本音が顕著になる。血を分けた兄弟でも、その能力や、運命には差があり、それが嫉妬..

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