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のんびり。

「はじめてのおもてなし」 

2021年03月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2016年/ドイツ〕ドイツ・ミュンヘンで暮らすハートマン家の主婦・アンゲリカは、ある日、難民を一人受け入れる事を家族に宣言する。夫で医師のリヒャルトは大反対。弁護士でシングルファーザーの長男・フィリップも、賛成しているとは言い難い。けれどアンゲリカは、ナイジェリアから来た青年・ディアロを自宅に住まわせる。ディアロは真面目で、フィリップの息子とも、すぐに仲良くなる。あとは亡命の審査に受かるのを待つだけ。けれど、ディアロの存在が、ハートマン家、そして、近隣の住人の、今まで気付かなかった問題を露呈させてゆき・・・。ドイツの家族と、難民の青年・ディアロの、カルチャーギャップを楽しむコメディだと思っていたら、お話はもっと少し捻りがあって、崩壊寸前の家族が、問題に気付かされるという、シニカルだけど、ハートウォーミングな内容。舞台となるハートマン家の主婦・アンゲリカは、元教師だけれど、生き甲斐のない生活に虚しさを覚えている。それは、仕事を辞めた事もあるし、夫との関係にも原因がある。医師の夫は、なぜか若さに対する執着心が強く、顔の皺のばしの施術を受けたり、薄くなってきた頭髪を大変に気にしている。それがとても滑稽だと、アンゲリカは思っているけれど、本人はそれが分からない。女性が自分の老いを気にして、何とかそれを食い止めようとする話はよくあるけれど、男女が逆、というのが何とも面白い。ただ、もしも、妻がアンチエイジングに頑張っていたとしたら、それを傍で眺める夫が、「虚しい、淋しい」なんて気持ちにならない気がする。お金に不自由していないのならば、「まぁ、好きにやってくれ」くらいのものじゃない?やっぱり、女は外見、男は中身、というのは変えられない価値観なのかなぁ。ハートマン家には31才の長女がいて、まだ大学生で、自分探しをしている。そんな彼女に向かって、ディアロは、「何で結婚しないの?相手がいないの?」と今ならセクハラとも言われかねない、してはいけない直球の質問を(笑)。これは、カタコトの外国人と話すと、たまにある事だと聞く。語彙の少ない外国人は、遠回しな言い方ができず、ストレートな物言いになってしまうのだとか。まぁ、カルチャーギャップもある。ナイジェリアでは当たり前の事でも、ここドイツでは、放っといてくれ事案という。ディアロの存在は、家族だけでなく、近隣住民も巻き込む。彼はテロリストではないのか!そんな人間を近所に住まわせるな!とデモ..

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