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2021年02月26日
テーマ：テーマ無し

明け方，トイレに発ち，ベッドに戻ったら，となりベッドの妻君がうなされていた．
やや長い時間うなされていた．最初は恐怖を感じたような，しばらくすると誰かと話して，少し笑っているような感じの夢時間のようでした．
「ハハ〜ン，寝る前のあれの影響か...」と，独りごちして潜り込んだ布団の暖かさに小生はまたすぐ寝入ってしまった．




















　　　Master's dream...
　　　Leica M Monochrom+Summilux-M 35mm F1.4 1st, later




















実は，就寝前に2人でクリント・イーストウッド監督(2010年作品)，マット・デーモン主演の「Hereafter」を観ていたのであります．Hereafter=今後，これから先→来世．


映画が始まってしばらくすると東南アジアあたりの島で，津波に襲われるシーンが出てくるのですが，これがまた極めてリアルで，気持ちの悪いほどできの良いVFXなのです．さすがスピルバーグの制作総指揮．
2011.3.11のあのニュースの映像をリアルタイムで見ている日本人としては，まさにあの光景がそのまま美しい南の島で起きたのか思わせるほどに迫力と緻密さ，臨場感をもって展開されていたのですから．驚きです．
この映画は，東日本大震災の前年に制作が終わったのですから，あの日本のニュース・ビデオを見てこのシーンを作り上げたというのではないことは確か．さすがスピルバーグ．
どうもこの現実そのものの迫力の印象が強すぎて，妻君は "1人夢芝居" を小生に見せてくれたようなのであります．
この1人夢芝居のことを朝飯の話題にしたら，「えー？何にも覚えていな〜い．なにが1人夢芝居よ！」と怒られた "/(;-_-) ･･･　


この映画の音楽は，クリント・イーストウッドの作曲．
彼の映画では自身でテーマ・ソングを書いていることが多い．この映画の雰囲気同様に曲も落ち着いた，シンプルな心に残るメロディーが全編に流れ，好ましい．
最初は単調な映画だなと思ったが，静かな盛り上がりが後半に出てきて静かに終わる．いかにもクリント・イーストウッド作品だ．侘び寂びをもったような物語の軸をなす三者三様のストーリーが展開していく．監督33作目．

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