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「女は夜霧に濡れている」 

2021年02月15日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1962年/日本〕本条三奈子(叶順子)は、建設会社の社長・舟木(安部徹)の囲われ者として何不自由なく暮らしていたが、舟木を待つだけの生活が退屈でたまらなくなっていた。そんな中、デパートのアルバイト配達員・波川透(藤巻潤)と会話をした三奈子は、透の純粋で真面目な生き方を、好ましく感じる。ある日、舟木と、箱根のホテル建設予定地に行った三奈子は、建築家の橋本順二(田宮二郎)を紹介されて驚く。橋本こそ、2年前に自分を捨てた男であり、それが舟木の愛人になるきっかけにもなったのだ。透と頻繁に会うようになった三奈子は、互いに愛し合うようになり、ついに彼女は、舟木と別れ、透と付き合うようになる。透は、念願だったアメリカ留学の候補に内定し、大喜びするが、決定権を持つ橋本が、別の学生を推薦するという話を聞いた三奈子は・・・。私が現実の生活の中でも、架空の物語でも、とても強い喜びを感じるのは、学生が、希望する学校に合格する事と、希望する仕事に就けた事。知人の学生や、知人の子供さんの進学や就職の話を聞くと、心の底から嬉しいと思うし、映画でそういった場面があると、ニコニコしながら観てしまう。だから、この映画の中で、藤巻潤が、将来の仕事に大変に役に立つ留学に内定したことは、とっても嬉しかったし、でも、田宮二郎の嫌がらせで、それが駄目になりそうになった時、叶順子さんが、必死になって田宮二郎に取り入った気持ちも、本当によく分かった。この映画の田宮さん、卑劣な男だ。一度は捨てた叶順子さんを再び自分のものにしたいからと、叶さんの恋人の未来を潰そうとするとは、最低すぎる。最初の展開だと、私はてっきり、安部徹が叶さんを手離そうとしなくて、困り果てる話なのかと思ってた。でも、安部さんは、別れを切り出した叶さんを、案外簡単に許したので、ホッとする。捨て台詞に、「手切れ金は払わんぞ」だと。結構結構。それで別れてくれるなら、むしろ、そんなものは、いらん(笑)。叶順子さんは、こういったドロドロした話でも、そこまで重たくならず、サラッと見せる不思議な魅力がある。評価 ★★★☆☆

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