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「彼女の特ダネ」 

2021年01月07日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1952年/日本〕VAN写真新聞社のカメラマン・椿八重子(京マチ子)は、カメラ嫌いの総理大臣・白河(小杉勇)の笑顔の写真を撮りたいと奮闘していたが、中々思うような成果が得られない。ある日、八重子が、白河の息子で、天文学の研究をする変わり者の芳郎(菅原謙治)の取材をすると、芳郎は、八重子に惹かれる。八重子は芳郎とデートを重ね、ついに、白河と会う機会を得るが、激しく怒られ、追い返されてしまう。芳郎は、八重子にプロポーズするが、自分に自信が持てない彼女は、「あなたとデートをしたのは、 あなたのお父様に近付くため」と嘘を言ってしまう・・・。この映画は、ひょんな事から観る事ができた。友人から借りた某映画のブルーレイに、「シークレットおまけ」?という形で、同じパッケージの中にDVDが入っていたのです。そのブルーレイのタイトルを書いていいのか悪いのか、おまけがシークレットなので、やっぱり書かない方が無難なのかと思い、一応、このレビューでは書かないでおきます。でも、私は、映画はどんな作品でも、一人でも多くの人に観てもらいたいものではないかと考えているので、「シークレットおまけ」というのは、ちょっと勿体ないな、と思ってしまう。この映画単体で売り出すなり、レンタルされるなりしても、珍しい映画なので、京マチ子さんファンの皆様から、とても喜ばれるのではないかと思うのだけれど。しかも、この映画、新人だった若尾文子さんが、既にスターだった京マチ子さんと初共演した映画だそうで、そういう意味でも貴重。若尾さんは、京さん行きつけの、おでん屋の娘、という役で、女カメラマンの京さんに強い憧れの気持ちを抱いていて、京さんと菅原さんの恋が破れそうになると、必死で仲を取り持つという役を健気に演じていた。そんな京さんを疎んじる、総理大臣の小杉勇さんがとってもいい。映画という事を差し引いても、昔の総理大臣は、威厳があったんだなぁと思う。さらに、この総理大臣のいい所は、どんなに威厳があって頑固でも、自分の考えに間違いがあったら、ちゃんとそれを認めるところ。人は自分を非を、中々認める事ができないものね。ラストがとても可愛くて、いい。評価 ★★★☆☆この作品で、若尾文子さんの出演映画、161本中139本を観た事となりました。(★は観た作品)★春の雪 (2005)★竹取物語 (1987)★ある映画監督の生涯 溝口健二の記録 (1975)★幻の殺意 (1971)★男は..

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