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羊かん 

2020年12月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



見た目も味も、羊とは関係無いように思われる和菓子の羊かんになぜ「羊」という文字が使われているのでしょうか?
もともと、羊かんとは古代中国で食べられていたごちそうで、羊の肉の入ったスープの事だとは知りませんでした。
羊かんは漢字で「羊羹」と書きます。
「羹」は「あつもの」と読むそうで、「あつもの」とは、肉や魚を入れた温かいスープという意味だそうです。
「あつもの」の漢字には「羊」と「美」が使われています。
古代の中国においては、「美」の原点が実は「羊」にある?
「美」を示す代表格となる存在が羊。羊は善良・善意など「善いこと」を表すシンボルのようです。
「美」は「羊」と「大」の組み合わさった漢字という点は共通しています。
だから、幸運を呼ぶ動物でもあった「大きな羊」だったのかもしれません。
羊かんが日本に伝わったのは平安から室町時代ごろ。
中国へ留学していた禅宗の僧侶が持ち帰りましたが、禅宗では肉を食べることが禁じられていたのです。
今は当たり前のように肉を食べていますが、それは明治維新以降からです。
それで羊の肉が冷めて煮こごりになる様子をマネして、餡に小麦粉や葛粉を加えて蒸してゼリー状にしたことが現在の羊かんの原型になっているそうです。
現在の寒天で固めた煉り羊かんが一般的になったのは江戸時代のことで、当時貴重だった砂糖が加わって、羊かんは高級なお菓子として広まりました。
あずき餡に寒天を多く入れて固めた今の練羊羹は、身近な格式高い和菓子で手土産としても一般的になりました。
ちなみに練羊羹は非常食としても重宝されるほど賞味期限が長いです。
なかには5年も保存できる羊羹も発売されているんですね。
今日は羊かんのうんちくでした。
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