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「出獄の盃」 

2020年11月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1966年/日本〕服役中の速水秀治(田宮二郎)と、長洲辰吉(アイ・ジョージ)は、もう二度とヤクザの道には戻らないと、刑務所の水道水を、手を盃代わりにして飲み、固く誓い合う。しかし、速水が実家に帰ってみると、妹は、麻薬中毒にさせられた挙句に死んでおり、母親も看病疲れで死ぬ。速水は、麻薬ルートを撲滅するため、取り引きの倉庫を襲い、20億円分のヘロインを奪い去る。速水は、ヘロインを盾に、ヤクザの組と取引しようとするが、ヤクザが雇った殺し屋を見て驚く。それは、ムショで盃を交わした長洲だったのだ・・・。ああ、もう、田宮二郎さんが、いい男すぎて、辛い(笑)。いい男なんだから、辛がることはなかろうと言われそうだけど、辛いのよ、本当に。彼は、あのルックスゆえに、人生の殆どの時間を、いい男として生きるしかなかったんじゃないだろうかと勝手に想像してしまう。本人もそうだけど、周囲の人もきっと、彼の言動全てに、いい男を期待したことだろう。なんというか、失敗が許されない感じ。普通の男性だったら、「やっちまったよ、とほほ」で済むところが、田宮さんはそれができない。同じ失敗でも、田宮さんがすると、より痛々しく感じる気がする。いい男ゆえに、その落差が大きすぎて。とはいえ、最近、私はyoutubeで、田宮さんがドリフターズのコントに出ていた事を知った。本当は田宮さんご自身は、そこまでスカした人間ではなかったのかもしれない。もっと気軽にドリフの番組に出たかったのかもしれない。周囲が勝手にイメージを作っているだけで。この映画の田宮さんもパーフェクト。ムショから出たら、今度は絶対真人間になるのだと、あれほど友達と誓い合ったのに、妹を殺した犯人を捜すために、結局、悪と関わる事になる。田宮さんは、出所してからの、殆どの場面で、着流しに雪駄といういで立ち。それがもう、似合ってるのなんのって、溜息が出てしまうし、登場する女性たちも、みんな彼に惚れてまう(笑)。私は男性を見ると、「この人が、会社の上司だったら」とすぐに考えてしまう癖があって、(恋人だったら、と考えないのが情けないが(笑))田宮さんが上司だったらと想像すると、きっと、めっちゃ憧れちゃって、飲み会で、隣の席になったりしたら、上がりまくりだろうなぁ、なんて(笑)。でも、田宮さんと私が並んだら、それこそ、美男と珍獣といった風だろうから、やっぱり人は、自分と同じ質感の相手を選ぶのが一番ね、とも思ったりす..

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