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「チーちゃんごめんね」 

2020年10月26日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1984年/日本〕文化放送のアナウンサー、成田敦子(秋吉久美子)は、DJとしても大変に人気が高く、多くの番組を担当し、忙しい日々。私生活では、夫・康彦(勝野洋)と、4歳の娘・知菜子、そして、姑・佳代の4人暮らし。敦子が仕事の時、知菜子の面倒は、佳代が見てくれている。そんなある日、敦子は、自分の胸に異変を感じる。病院に行くと、乳癌と診断されるが、手術は成功する。ますます精力的に仕事に取り組む敦子だったが、3年後、体調を崩し、検査の結果、脳腫瘍で、余命いくばくもない事を告げられる・・・。この映画の主人公・成田敦子さんは、実在のアナウンサーだそうで、この映画も、成田さんの死後、出版された遺稿集をもとに、作られた映画だそうだ。タイトルに、子供さんの愛称「チーちゃん」とあるので、母子の濃密な愛情の物語かと思っていたら、基本の物語は、家族より、働く女性が、仕事と家庭のどちらに重きを置くかで、迷う、という展開。今なら、女性が働くのは当たり前の時代だけれど、1970年代の頃は、まだ、専業主婦も多かったようで、特に、病気になってからの敦子は、早く仕事を辞めるようにと、夫からも、姑からも、何度も言われる。それでも、敦子は、仕事を辞めない。DJの仕事は、彼女の生活の一部であり、生き甲斐でもあるから。一箇所、それってどうなのよ、という場面があった。敦子が、自分が死んだ時の事を考えて、自宅で、娘へのメッセージをテープに吹き込んでいる。そこへ、娘が「ママー」と駆け寄ってくると、ヒステリックになった敦子は、娘に怒鳴りつける。「ママはお仕事中なのよ、あっちへ行って! 言う事聞けないのっ!」と。うーん、なんか変。将来の娘に残すメッセージより、目の前にいる娘を、「今」、抱きしめる事の方が、ずっと大事だと思うんだけど。テープを回しっぱなしにして、その時の語らいを、録音しておいたっていいじゃないか。いくらイライラしていても、子供に当たってはいけないですね。評価 ★★★☆☆

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